◆セックスによる射精をしなくなると男性は心臓病のリスクが高くなる?

日本は超高齢化社会を迎えています。

今や、65歳以上の総人口に占める割合は、実に23.3%近くになっております。

つまり、4人に1人は65歳以上ということです。

 

歳をとってもできれば元気でいたいもの。

それは、性機能(勃起や射精)を含めて元気でいられればなおさらです。

 

最近、性機能を維持していくことがアンチエイジング(つまり、見た目にも中身でも年齢以上に若く保っていくこと)につながっていくことがわかってきています。

 

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勃起障害は心筋梗塞の前触れ!注意が必要

ペニスを勃起させるのに必要な血管(陰茎深動脈)の太さは1~2mm、心臓の冠動脈の太さは3~4 mmです。

動脈硬化が原因で、ペニスの血管がつまってしまったら、次につまるのは心臓の血管、ということなのです。

週2回以上セックスをする男性は、心血管イベント(心臓の病気によるなんらかの兆候)の発生率が少ない、とのこと。

つまり、セックスの回数が少ないと心臓病になってしまう可能性が高くなるかも、ってことになってしまいます。

 

特定のパートナーと頻回のセックスをする男性は、心血管の健康を保つことができる

心疾患の多くは動脈硬化が原因となります。

射精行為には、勃起を促す海綿体動脈の血流を良くし、血管を柔らかくする作用があります。

こうした作用が、血管に良い影響を与えている可能性があります。

 

「セックスを習慣的に行うことは、血管の健康維持につながる」ということがいえるでしょう。