Contents

1日に必要なたんぱく質を摂取していますか?

昔より食事量は減っているのに痩せない理由に頭を悩ませてはいないでしょうか?

そんな人は『肉の量』が足りていない傾向があるのではないでしょう。

体には筋肉の材料となるたんぱく質=肉が必要です。

1日に食べたい量の目安は、手のひら2枚分。

その人が必要とすると言われているので、手首から指先までのサイズ、手の厚みのものを食べましょう。

肉の種類は脂肪燃焼をサポートするLーカルニチンが豊富に含まれる赤身肉がいいですね。

ただし肉の油には、メタボなどの原因となる飽和脂肪酸が含まれる。

その問題を解決するのが、付け合せ。

飽和脂肪酸は体内で酸化すると老化の原因になります。

それを軽減させるためには、肉を食べるときは抗酸化力の強い野菜やお茶を一緒に摂ることです。

 

赤身肉を運動や労働後にたべるのがよい

朝から肉をたっぷり食べるのはなかなか難しいので、昼か夜に手のひらサイズを1枚食べるのがおすすめです。

そんなにがっつり食べたら食後に運動をと考えがちですが、それは間違いです。

運動をすると筋肉が増えると思っている人が多いのですが、運動は筋肉を壊すもの。

そして壊れているタイミングでたんぱく質を補給すると再合成されて筋肉が太くなるのです。

運動のあとこそ肉を食べるべきです。

運動をしない人なら、労働後に肉を食べましょう。

肉は腹持ちがいいので、結果的に間食を防ぐなどのダイエット効果もあります。

また、トレーニングをするときには血流量がとても大切ですが、鉄分が豊富な赤身の肉が血流をサポートします。

筋肉量の低下は『寝たきり』の原因にもなりますから、ダイエットだけでなく老後のためにも、50代こそ肉をしっかり食べましょう。

 

肉でも鶏肉はダイエットになる成分がない

居酒屋でつい頼みたくなるお決まりメニューといえば『鳥のから揚げとビール』

肉を食べろと言われれてもそれは遠慮します。

鶏肉では脂肪燃焼をサポートするLーカルニチンがほとんどとれないのでダイエットには役にたません。

地鶏の焼き鳥などは多少のミネラルが摂れるのでまだマシですが、鶏そのものがメタボな状態なブロイラーはさけましょう。

アルコール自体は満足度を高める『心の栄養』なので悪いものではないのですが、習慣で飲んでしまい、かつ体を冷やして代謝を下げてしまうビールはダイエットに関してはオススメできないもの。

では、肉を食べるときのソースはどうすればいいのでしょうか?

糖がが多いものを一緒に摂ると脂肪になりやすいため、焼肉のタレやバーベキューソースなどは避けたいものです。

肉は原型に近い形の赤身のものを塩コショウで食べるのが一番です。

 

魚と肉を一緒に食べると代謝が上がらない

肉以上のたんぱく源なら、魚も優良食材です。

寒い時期に体が温まる鍋は人気ですが、実は肉と魚の豊富な寄せ鍋はよくありません。

たんぱく質は、実は吸収が難しい栄養素なんです。

胃の中で消化する適正な酸度が、肉と魚では異なります。

そのため、一緒に食べてしまうとどっちつがずの酸度になって未消化になりやすい傾向があります。

消化吸収が悪いということは、代謝が上がらないということ。

1回の食事で食べるのは、肉か魚か、どちらかに決めたほうがいいですね。

それでは肉も魚も出てくるコース料理はダメということ?

コース料理は時間をあけてゆっくり出てくるので大丈夫です。

伝統的な食べ方は理にかなっているものが多いのです。