あなたの人生を振り返って、最悪だったことはどんなことでしょうか?

そのことがきっかけで、プラスに転じたことは何かありますか?

 

苦しいときは、「これも何かの意味がある。きっと、自分の幸せにつながる」と考えてみましょう。

いま起きていることが、将来のプラスになるシナリオを、少なくとも10通りぐらいは考えてみるのです。

そうすると、状況はまったく変わらなくても、マイナスでしかないと思っていたことの違った面が見えてきます。

「どうしてこうなってしまったんだろう?」とばかり考えると、どんどんマイナスのほうに意識がいってしまいます。

いまはわからないけれども、自分の幸せにとって、「これが後々とても大事なんだろうな」くらいの感覚で、淡々とやり過ごしてみましょう。

 

逆に、あなたがポジティブに偏っている場合もあるかもしれません。特に人生がすべてうまくいっているとき、過剰な躍動感を感じるとき、あなたは、ポジティブに偏っている可能性があります。

そうすると、まわりがネガティブになったり、病気がちになったり、引きこもりになっていたりするでしょう。

部下や家族、子どもにエネルギーがあまりないように感じる場合、あなたが彼らのぶんまでエネルギーを使っているかもしれないということを頭の片隅に置いておきましょう。

 

人生にあるポジティブとネガティブのバランスをよく見ておきましょう。