朝ごはんに納豆の栄養が体のリズムやバランスに繋がります!

食事はやはり和食が望ましく、基本は主食、主菜、副菜の組み合わせです。

主食は、ごはん(白米、玄米、胚芽米)。

主菜は、たんぱく質、脂肪が豊富な肉や魚、または卵、豆腐。

副菜は2品で、1品は必ず野菜にします。

みそ汁を加えると、和食の伝統的な基本形である「一汁三菜」の食卓になります。

 

必要な栄養素とカロリーを、バランスよく摂れる食事でもあるのです。

毎食、この基本の食卓にこだわる必要はありません。ただ、洋食や中華はどうしても一皿盛り、丼物になりがちで、バランスよく栄養素を摂るには難点があります。

また油を多く使いますから、高カロリーとなります。

洋食、中華はあわせて週2〜3回に留めておきたいものです。

 

朝食はでんぷん質の多いごはんをメインにして、主菜と副菜からたんぱく質を摂ります。

脂肪は、少なめにするのが基本です。

でんぷんには、食物繊維が豊富です。

食物繊維は発酵食品の納豆との相性が抜群で、納豆に含まれる酵素の働きとあわさって腸を整え、排泄力を高めます。

酵素はおもにたんぱく質を成分にして、消化や呼吸などあらゆる生命活動にかかわっています。

ごはんと、たんぱく質やビタミンB群、酵素を含む納豆の組み合わせは、日本人の知恵が込められた伝統的な朝食なのです。

糖と一緒にたんぱく質を摂ると、脳や体にその日を快適に過ごすためのスイッチが入り、体のさまざまな機能がリセットされます。

 

白米は精製されているため、ビタミン群などの栄養素が不足します。

その足りない栄養素を、納豆が補ってくれるのです。

精製は、食べにくい部分や見た目の悪い部分を取り除き、純度の高い製品にすることを言います。

 

この部分に、ビタミンB群やミネラルが豊富なのです。

ビタミンB1は、糖質からのエネルギー産生を助ける働きがあり、代謝をスムーズに保つのに欠かせない栄養素です。

ビタミンB2は、脂肪をエネルギーに変える際に必要な栄養素です。

ビタミンB群は体内に溜めておけないので、毎日、食事でこまめに摂らなくてはなりません。