渡り鳥たちは、なぜ長い距離を見飛び続けることができるのか

皆さんは、渡り鳥がどれくらいの距離を飛び続けるかご存知ですか。

種類によって異なりますが、オオソリハシシギという渡り鳥は、寒い時期になると、アラスカからオーストラリアやニュージーランドなどに渡って冬を越します。

その距離は約11000キロ。飛行時間はおよそ一週間。その間、広大な太平洋を飛行するため、無着陸。休むことはありません。

なぜ、これほどまでに長い距離を休みなしで飛び続けることができるのでしょうか。

 

その秘訣はオオソリハシシギの羽の付け根に豊富に含まれる「イミダペプチド」というタンパク質成分が関係していることが、最近の研究でわかってきました。

つまり、彼らはこの成分を体内で合成しながら飛んでいるため、長距離飛行が可能なのです。

このイミダペプチドはマグロやカツオなどの魚類の尾びれの部分などにも多く含まれています。

彼らが水中を泳ぎ続けることができるのも、同じく体内でこの成分を合成しているから成し得る業なのです。

 

では、イミダペプチドにはどんな効果があるのでしょうか。

まず、イミダペプチドを摂取すると、パフォーマンス(運動機能)の低下を抑えると同時に、疲労感が軽減・緩和される点をあげることができます。

そのことを裏付ける実験を大阪市立大学の研究チームが行ったことがありました。

被験者を二つのグループに分け、前者のグループにはイミダペプチドを含む飲料水を毎日400ミリグラム、後者のグループには味やカロリーは同じでもイミダペプチドが入っていない偽物の飲料水を同じく毎日400ミリグラム、飲んでもらうことにしたのです。

そして、4週間後に、全力で4時間にわたって自転車こぎ運動を行ってもらうことにしました。

その結果、後者のグループはペダルの回転数がだんだんと落ちていき、4時間経過した後もぺダルの回転数が元に戻ることはありませんでした。

これに対し、前者のグループは3時間半、自転車をこぐとペダルの回転数が一時的に落ちたものの、その後だんだんと回復。

4時間経過した後には回転数がペダルをこぎはじめた当初と同じ値になりました。

つまり、イミダペプチドをとることで、パフォーマンスの低下が抑えられることが判明したのです。

また、実験終了直後の疲労感においても、イミダペプチドをとった人の疲労感はとらない人の約3分の2にとどまり、さらに実験終了4時間後は約半分であることも判明しました。

 

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イミダペプチド摂ると2週間後には疲労感が軽減される

疲れを感じている人がイミダペプチドをとると、2週間後から疲労感が軽減されることも判明したのです。

さらに、イミダペプチドには活性酸素によって傷ついた細胞の損傷を抑える働きがあることもわかりました。

活怪酸素によって細胞が傷つき酸化すると、血液中の「TGF-β(ベータ)」という物質の値が高くなります。

この値が高ければ高いほど、活性酸素による細胞の損傷が多いわけですが、イミダペプチドを摂取すると、このTGF-βの上昇が抑えられることも実証されたのです。

 

イミダペプチドは強い抗酸化作用も持っています

イミダペプチドは消化管から吸収されると、いったん2種類のアミノ酸に分解されます。

分解されたアミノ酸は血中ではほとんど消費されることなく、ターゲットとなる疲労ポイント(傷ついた細胞)に到達します。

その場所で2つのアミノ酸は再びイミダペプチドに再合成。

そうすることで、抗酸化作用を存分に発揮するのです。

これが他の抗酸化作用を持つ物質と決定的に異なる点なのです。

 

イミダペプチドはどういった食材からとればいいのでしょう

鶏ムネ肉100グラムのすごいパワー

イミダペプチドは、どのくらいの分量をとれば、抗疲労効果が得られるのでしょう。

まず、イミダペプチドを豊富に含む食材を見ていくと、豚肉、牛肉、鶏肉、カツオなどをあげることができます。

そして、実験結果などから導き出された一日にとりたいイミダペプチドの分量は200ミリグラム。

ただ、問題は200ミリグラムのイミダペプチドを何からとるかです。

というのも、たとえば牛肉から200ミリグラムのイミダペプチドをとろうとすると、計算上では何と400グラム以上もの牛肉を食べなくてはならないからです。

毎日、それだけの分量の牛肉を食べ続けたらどうなるか。

タンパク質と脂質のとり過ぎによって、腎臓に負担がかかり、肥満や生活習慣病の元となります。

そこで、推奨したいのが、鶏のムネ肉です。

鶏のムネ肉には、100グラムあたり200ミリグラムのイミダペプチドが含まれています。

しかも、同じ鶏のモモ肉などに比べると、100グラムあたり191キロカロリーと低カロリー。

とてもヘルシーな食材といえます。

しかも、イミダペプチドは熱に強いため、調理の際に変質しにくいという利点があり、料理のレパートリーも楽しめます。

また水溶性であるため、スープにしてもその時成分を余すことなく摂取できます。

だから、蒸してもよし、煮てもよし、妙めてもよし、焼いてもよし(ただし、直火を使うと成分が変質するため要注意)。

なので、「疲れたな」というときは、このイミダペプチドを豊富に含む鶏のムネ肉を、最低でも2週間とり続けてもらいたいのです。

そうすればあなたの身体から疲れが退散していくはずです。

ただし肉ばかりでなく、いろんな食材でバランスよく摂取することもお忘れなく。

 

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そして、最も高いパフォーマンスを認められた成分が、鶏胸肉に多く含まれる”イミダペプチド成分(イミダゾールジペプチド)”という結果に。

イミダペプチド成分は、動物の最も酷使する部位に存在し、数千キロ飛行が可能な渡り鳥の胸肉や、マグロやカツオなどの回遊魚の尾びれ部分に多く含まれています。

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