イメージトレーニングをしてから、大切な場面にのぞむ
「緊張せずに、平常心で大切な場面にのぞむ」には、事前にイメージトレーニングを行っておくことも大切です。
今、プロスポーツや、オリンピックのような国際競技の世界では、幅広くイメージトレーニングが採用されています。
イメージトレーニングとは、緊張感が高まる状況で、自分が持っている能力をフルに発揮するためのトレーニング法です。
この方法は、一般の人たちの、あがり症克服法にも役立ちます。
色々なやり方がありますが、基本的なことは次の二点です
・頭の中で緊張する場面を思い描く。
・その場で自分がリラックスして、能力を発揮しているところをイメージする。
まず自分が今、「あの場面に立つと、ガチガチになってしまうだろうな」と思っている状況を、できるだけ具体的にイメージします。
そこはどういう場なのか、どういう人たちが一緒に居あわせているのか、自分がどの場所に立っているのか、できるだけ具体的に思い描いてみるのです。
次に、その場で自分が落ち着いて話し、冷静に相手の言葉に対処しているのをイメージします。
また、自分の話が相手に受け入れられ、高い評価を受けている場面をイメージします。
願いがかなえられるイメージを心に思い描くのです。
このイメージトレーニングを何度も繰り返します。
特に寝る前に行うと、より効果的だと言われています。
イメージトレーニングを繰り返すことによって、「緊張で落ち着かせ、自信満々に、その場にのぞめる」という自信が蓄えられていくでしょう。