中高年時代の毎年の健康診断は目をそらしたくなる結果・・・

やっぱりそろそろ生活習慣を見直すことがよいのでは?

消化器系などの臓器をケアするには食べ物の見直しが必要です。

健康診断で良い結果でてますか?

とのためにはやっぱり食生活習慣を見直すことが大事です。

人は食べなければ生きていけない。

もっといえば、ただ食べるだけでは生きていけない。

食物に含まれるその貴重な栄養をきっちり消化し吸収してはじめて、血や肉やエネルギーとして活躍できる。

ただ単に空腹だから、なんとなく習慣だから、いやもう美食だけが唯一の楽しみ。

そんな感覚で食べるという営みに向き合っていないだろうか?

消化吸収に関わる臓器を軽やかに機能させるには、それ相応のケアが不可欠だ。

ましてこのデフレ飽食の時代、より一層のケアを心がけたいもの。

お腹の調子がどうもいまいちというあなた。

 

生活習慣の見直しするための10項目

①朝食を食べる。時間がなければバナナと牛乳。

消化器にとって最もよろしくないのが、朝食の欠食。

胃酸は常にちょろちょろと分泌されている。

食べ物が入ってくればそのつど中和されるが、前日の夜から翌日の昼まで食べ物が入ってこないと胃酸の高い状態が続いてしまう。

②毎朝排便する習慣をつける。

朝起きて一番に食事をとると、自動的に便意を催す。

これは、空っぽの状態の胃に食べ物が入ることで神経が刺激され大腸が活動を始めるため。

これを胃腸反射という。

朝は20分早く起きて朝食をとり、しっかり排便をする。

このリズムを整えることが消化器全体を活動させる基本条件。

③6時間以上食事の時間を空けない。

昼食を食べ損ねる、または昼食と夕食の間がとんでもなく空いてしまう。

忙しい現代人にとって、そんなこともまた珍しくない。

食事の時間が空けば空くほど、胃の中では酸の量が多い状態が続くことになる。

食事の間隔は6時間以内。

それが無理ならエネルギー系のゼリーやバーなどで緊急対処をしましょう。

④夜遅く油っぽいものを食べない。

厳しいことをいうと、就寝3時間前には最後の食事を済ませておくべき。

きっちり消化吸収作業を終了してから就寝するのが理想的。

もっというと胃の滞留時間が長い脂っこい食事はできるだけ夕食では控えた方が無難。

胃だけでなく、肝臓や膵臓の負担もそれだけ減る。

⑤食後30分以内は運動したり入浴しない。

お風呂にする?ご飯にする?ご飯を先にとった場合は、食後30分後以降に入浴するのが鉄則だ。

理由は消化吸収のために消化器に必要な血液が、入力することによって抹消に散らばってしまうから。

これでは消化吸収は遅々として進まない。

同じ理由で、食後すぐに運動することも避けること。

⑥アルコールは適量を厳守。

アルコールは胃の血流を促し、その働きを活発にするので、むしろおすすめ。

ただし適量ならという条件つき。

日本酒なら1合、ワインならグラス1杯、程度なら胃潰瘍の人でも問題ない。

気をつけたいのはアルコール度数が高いお酒。

度数が50%以上のものは食道を刺激してガンを誘発することもあるので注意。

⑦タバコ厳禁。

消化器系が弱く、かつ愛煙家という人は、悪いことは言わない即刻今日から喫煙を。タバコのニコチンには胃酸の分泌を促し、また胃粘膜の抵抗力を抑制するという厄介な作用がある。

もともと消化器が弱いという人が吸い続けていれば、胃潰瘍または十二指腸潰瘍になる可能性も少なくないのだ。

⑧食後すぐに横にならない。

最近、みるみる太っちゃって。そんな人は食後すぐに横になるクセがないだろうか。

これ実は逆流性食道炎を引き起こしやすい生活習慣。

肥満で食道括約筋が緩んでいるうえに、食後横になることで自ら胃酸を逆流しやすい状態にもっていっているのだ。

たべたらすぐに後片付け。

食後2時間は横にならないようにする。

⑨腹八分目を心掛ける。

牛丼大盛りつゆだく形式で、一度にたくさんの量を一気に食べる。

これも胃に負担をかける食生活。

マラソンと同じで、一定ペースを保つことが体の負担を軽くする。

適量食べて消化器を働かせたら、次はきちんと休む。

休んだらまた適量を食べる。

1回爆食でなく、こうした規則的なリズムをつくることが重要。

⑩できるだけ正しい姿勢を意識する。

昼食を済ませてデスクワークに戻り、5~6時間ぶっつづけで猫背姿勢で過ごす。

当然、胃には物理的に圧がかかる。

するとどうなるか。

胃酸が逆流しやすくなり、逆流性食道炎を引き起こすことも少なくない。

仕事中はもちろん、読書をするときテレビを観るときも、できるだけ上体を起こして姿勢を正す習慣を。