40代を超えて握力が弱くなった実感ってある方が多くいるようです。

また、物を落としやすくなったりすることもしばしばあります。

力を入れているつもりなのに、力が入っておらず、何もしていないのに握力の元となる筋肉が疲れ切っている感じもあります。

運動不足気味で握力が弱くなったのだろうか?と思いがちですが必ずそうとも言えないようです。

握力低下は、運動不足などで筋力が弱くなっていると思うようですが、握るという行為は運動などをしない人でも日常的に行なっているため、運動不足や加齢によって低下する事が少ない筋肉です。

40代は人生の節目、色んな病気が待ち伏せています。

40代中頃から起こりやすい握力が弱くなる原因で挙げられる病気ってあるようです。

また、握力が弱くなっている人になるかもしれない、将来くる病気もあります。

そのあたりを挙げてみましょう。

 

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40代を超えて握力が弱くなる原因
将来的に認知症や脳卒中リスクが高まる可能性が高くなる

日本生活習慣病予防協会でも解説しているのですが、40代というよりもう少し年齢が先の方が対象です。

しかし、握力が弱い人がこのまま年をとり、高齢者となったとき起こりやすいということです。

個人的に考えると筋力が弱まった状態で年齢が重なるといざ力をいれても手足に力が入らず、頭に血が上りやすい状態で脳卒中など起こりやすくなるのでしょう。

身体能力の衰えが脳疾患を招いている可能性は、高齢者の身体能力の衰えと、認知症や脳卒中の増加が関連あることを研究でも結果が示されていると日本生活習慣病予防協会でも解説しています。

何らかの症状発現前の疾患が歩行速度や握力の低下を招いている可能性も考えられるとのことです。

 

40代を超えて握力が弱くなる原因
握力が低下すると病気のリスクが上昇する

握力が5 kg低下するごとに全原因死亡リスクが16%、心臓関連死が17%、非心臓関連死が17%上昇することが分かった。

また、握力が5 kg低下するごとに、脳卒中リスクが9%、心臓発作リスクが7%上昇した。

この報告は、英医学専門誌で発表されています。

握力が弱いと様々な場面でリスクを負うことにつながるようです。

 

40代を超えて握力が弱くなる原因
握力を鍛えることが大切!脳の活性にも良い継続してみて!

簡単な方法です。

お風呂の中でできる握力体操です。

 

① 湯船につかる時に、湯船の中(水の中で)グー・パー・グー・パーと繰り返し続けることです。

回数は20回ずつを2セットから3セット。慣れれば数を増やしたり、セットを増やしたいしてみて下さい。

 

② 湯船にタオルをつけて玉のように丸めます。それをひたすら強く握る緩めるを繰り返すだけです。

これがかなり筋力を使います。片方の手で10回を2セット。

 

お試し下さい!

コストのかからない腕力を鍛える方法です。