スケジュールを前倒しする

「毎日忙しい。時間に追いまくられながら暮らしている」という思いを抱きながら、暮らしている人が多いのではないでしょうか。

「忙しい」の「忙」という字は、「心を亡くす」と書きます。

しかし、どんなに忙しくても、自分を見失うことなく、ゆとりのある心で暮らしている人たちもいます。

では、忙しい中でも、心を亡くすことなく、ゆとりを持って暮らしていくには、どうすればいいのでしょうか。

 

その一つの方法が、時間の使い方を工夫してみることです。

たとえば、「予定の時間を五分前倒しして始める」習慣を心がける、という方法があります。

 

・起床時間より五分早く寝床を出る。

・始業時間の五分前に仕事を始める。

・会議のときは、五分前に席についている。

・終業時間の五分前に仕事を終える。

・待ちあわせの時間の五分前には到着しておく。

 

このように「五分スケジュールを前倒しする」という習慣を持つだけでも、心にゆとりが生まれるでしょう。

「時間に追われる」のではなく、「自分から時間を先取りする」という気持ちで生活できるようになります。

気持ちも前向きになり、何事にも積極的に立ち向かえるようになります。

そして、どんなに忙しい状況でも、ゆとりある心で暮らしていくことができるようになるのです。