レモンの黄色い色素に驚きの抗酸化パワーがあります

レモンにはクエン酸が豊富に含まれています。

クエン酸は、免疫力を高めたり、代謝の正常化や疲労を回復させる作用があり、柑橘類に多く含まれます

 

運動中や後に、レモンのスライスを蜂蜜や砂糖をかけて食べることがありますが、これは疲労回復を早めるからなのです。

クエン酸には糖の吸収を助ける働きがあり、蜂蜜などの糖分をエネルギー源としてすぐに活用できるのです。

クエン酸には、あまり知られていない効果もあります。

体内のカルシウムなどのミネラルを包み込むキレート(ギリシャ語で蟹のはさみ)作用があることで、カルシウムの吸収ががぜんよくなるのです。

 

焼き魚にレモンひと絞りはおいしいだけでなく、カルシウムを効率よく吸収するのを助け、人生後半に備えて骨を丈夫にし、骨粗鬆症予防に貢献します。

レモンも抗酸化作用が強く、健康・長寿食材のひとつです。

レモンと言えば、ビタミンCの代名詞です。

ビタミンCとともに強力な抗酸化作用を持つのが、果皮に含まれる黄色い色素のエリオシトリン (レモンポリフェノール)。

活性酸素を吸着したり、LDLコレステロールの酸化を抑えたりして動脈硬化を予防します。

果皮を乾燥させて蜂蜜に漬けたレモンピールもおすすめ。

 

レモンをはじめとしたグレープフルーツ、オレンジ、温州子みかん、ゆずなどの柑橘類はいずれもビタミンCや抗酸化物質、クエン酸の宝庫。

果物のなかでもアンチエイジングフードとしてその効果が期待されています

柑橘類は高血圧や血流の改善など血管障害系の生活習慣病にも効果があるのでジュースやおやつ、デザート、薬味など日常食としておおいに活用したい食材です

 

レモンの栄養成分と効能

長寿の秘訣は1日1個のレモン。

果皮に含まれる色素が若さに効く。

【主な栄養分】

●クエン酸

●ビタミンC

●エリオシトリン

【レモンの効能】

●骨を丈夫にする

●活性酸素を吸着

●動脈硬化の予防