【フィッシングメール詐欺パターン⑦】Amazonを装った電子契約メール
本物っぽいAmazonプライムを装った電子契約メールフィッシング詐欺メールをご紹介します。
こういったメールが届いても冷静になり、
絶対返信しないで下さい!!
相手に連絡をしなければこちらの情報はわかりません。
今回は、非常に本物っぽく、偽者だとわかりにくいメールです。
特に、 Amazonプライムを利用し、クレジットカード決済をしている方には、驚くほどです。
私もメールが届いたとき、本物と感じたぐらいです。
そこで、本物と偽者のメールの比較をして、こういったメールが届いても間違いがないように検証してみます。
Contents
Amazonプライムにおける本物のメール
まず、本物のメールをお見せします。
◯◯◯(名前) 様 Amazonプライムのお支払いにご指定のクレジットカード有効期限が切れています
という件名のメールは、本物です。
実際、メール内のリンク先もamazonでした。
Amazonプライムにおける偽物・詐欺のメール
こちらは、偽物・詐欺のメールです。
[緊急の通知] Amazoneプライムのお支払いにご指定のクレジットカード有効期限が切れています!
本物と偽物のメール内容は、よく似ています。
でも、よく見ると、偽物だと発覚します。
Amazonプライムにおける本物と偽物のメールの比較
本物と偽物のメールの比較
検証①
ます、メールの件名を見て頂きたい。
本物は、『Amazonプライム』であるが、
偽物は、『Amazoneプライム』となっている。
検証②
メール内容の宛名が違う。
本物は、名前(◯◯◯様)とあるが、
偽物は、メールアドレス(◯◯◯.ne.jpなど)になっている
不特定多数における、一斉配信とみられます。
検証③
メール内容本文中におけるリンク
1. アカウントサービスからAmazonプライム会員情報を管理するにアクセスします。
にある『Amazonプライム会員情報を管理する』の箇所が、本物には、リンクされるが、偽物は、リンクされていない。
検証④
偽物のメール内容のリンク先は、公式のAmazomへ行かず、訳わからない登録画面へ誘導されてしまう。
iphoneでリンクを辿ると詐欺サイトと警告が出る。
危険なので、クリックしてリンク先へは行かないように!
検証⑤
本物の文面上には色で塗られていないが、
偽物のメールには文面上に黄色の帯で塗られて、注意を計らっている。
Amazonプライムからのメールが届いたら公式サイトから問い合わせてみる
もし、本物か偽物かわからない、区別がつかない場合は、 Amazonへ問い合わせてみるのもよいと思います。
ただし、来たメールが偽物の場合があるかもしれないので、危険なメールの中のリンクからではなく、グーグルやヤフーの検索を使って Amazonの公式サイトから入り、問い合わせるようにしましょう。
詐欺メールは今後なくなることはないので、いかに判断してご自身を守るしかありません。
こちらの情報を伝えない限り、相手に情報が漏れることはありませんが、その時の状況やタイミングによって本物と区別がつかない場合もあります。
必ず疑って確認し、行動しましょう。