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お酒の影響における『ビール』について
原料がコーンの場合、遺伝子組み換えの可能性も
★麦芽、ホップだけのビールにすれば問題なし
湯上がりの一杯のビールで一日の疲れがとれる、という方もいるでしょう。
そこで、ビールの安全性を分析してみましょう。
ビールの原材料名を見るポイントは、コーンとスターチです。
コーンは胚芽を除いて砕いたトウモロコシのコーングリッツ。
スターチはコーンスターチ。どちらも原料となるコーンは、ほとんどアメリカからの輸入品です。
ということは、コーンが遺伝子組み換え作物という不安があります。
副原料に遺伝子組み換え作物を使っていても、遺伝子組み換え食品と表示する義務はありません。
その点、原材料が麦芽、ホップのみなら、遺伝子組み換えの不安はありません。
ぐっと一杯。ひいきの味があるでしょうが、できれば後者のタイプを選びたいもの。
お酒の影響における『日本酒』について
醸造用アルコールを使用していないものを選ぶのが妥当
★純米酒を選んだほうが安心だが、飲みすぎは活性酸素発生の原因に
酒には不安な添加物は使われていません。
ところが、ここへきて、一つの不安が持ちあがりました。
それは醸造用アルコール醸造用アルコールをつくる糖液の原料にコーン、じゃがいもが関係している場合、遺伝子組み換え作物を使っている不安があるというのです。
つまり、じゃがいもやコーンからつくられた醸造用アルコールは、遺伝子組み換えアルコールの不安を抱えているということ。
そうした不安がないもの、醸造用アルコールを使わない酒、これが純米酒です。
純米酒にもいろいろ種類はありますが、選ぶのはお好みで。
なお、「生酒」は、酒ができてからビン詰めまで、いっさい加熱処理をしない酒のこと。
「原酒」は、水を加えてアルコール分を調整していないもの。
「生一本」は、単一工場のみでつくられた純米酒をさします。
酒の注意点。
要するに、飲みすぎないこと。
飲みすぎは、肝臓での活性酸素の発生を促します。
ちなみに活性酸素は、発ガン性があり、老化の原因物質だといわれています。
くれぐれもご用心。
お酒の影響における『ワイン』について
飲みすぎるとポリフェノール効果も台無し!
チェックするのは、原材料名の表示に「保存料(ソルビン酸K)」が入っていないかどうか。
近頃は、この添加物を使っていないワインが増えてきたので、こちらを選ぶこと。
ほかに気になる添加物といえば、酸化防止剤の「亜硫酸塩」。
どのワインにも,必ずといってよいほど添加されています。
しかし、亜硫酸塩は1000年以上使われてきた歴史があります。経験科学からいって、まあ、安心と考えてよいでしょう。
最近では、「酸化防止剤無添加」の国産ワインもスーパーで売られるようになりました。
ただし、このタイプは、当然ながら長期保存には向きません。
さて、赤ワインには、活性酸素の害(発ガン性,老化の促進を防ぐ「ポリフェノール成分」が含まれているということもあって、年代を問わずブームに。
でも、「どうも赤ワインの味になじめない 」という人は、ポリフェノールの含
有量は少なくなりますが、飲みやすいロゼをすすめます。
ただ、ワインも飲みすぎには注意を。
飲みすぎると、けっきょくはアルコールによって肝臓で活性酸素がぐんと増えてしまいます。
これでは、かえってマイナス。