野菜の盛り付けや、漬物をつくるのに、きゅうり(胡瓜)を求めてスーパーへ出向きます。
野菜コーナーを眺めると長細い緑のきゅうりが美味しそうに並んでいます。
でもよく見ると、形が色々見られます。
実はきゅうりの形には訳があるようです。
それは農薬が影響しているものがあるようです。
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きゅうりに農薬の量が原因!選び方
きゅうり選び方について、太さが均一で、とげの鋭いものがおすすめです。
避けたいのは、頭でっかち、先細り、曲がったものは避けるようにしましょう。
栄養不足の証拠で、無理やり育てるために、農薬をかける量も多くなりがちなのです。
旬は、露地ものが6~8月。
ハウスものでも安心度の高い「無加温ハウス」ものは五月です。
きゅうりについた農薬は塩·ぬかによって引きだされ除去できます
さて、ここで「板ずり」に「塩もみ」という昔ながらの方法が、きゅうりを安全に食べる方法です。
きゅうりはサラダや酢の物にして、だいたい生で食べることが多いのですが、まずは水を流しながら、手でよくこすり洗いをします。
よくこすって洗うだけで、野菜の表皮についた農薬が八割も落ちたという報告もあるぐらいですから、ここでしっかり洗ってください。
ダイオキシンがついていたとしても、これで落とせます。
さて、つぎに、きゅうりをまな板にのせて塩をたっぷりふり、両手で軽くころがします。
これが板ずり。塩できゅうりにキズがつき表皮の下のクチクラ層にしみこんでいた農薬(殺虫剤)が外に出てきます。
流水の中できゅうりを洗い、塩を落とします。
このときに農薬も一緒に流れてしまうというわけです。
板ずりにしたきゅうりは、小口切りにし、手でもむようにして塩を全体にまぶします。
しばらくおいてしんなりしたら、軽く水気を絞ります。
これが塩もみ。残っていた農薬もさらにとれ安心です。
きゅうりの農薬を抜くのに酢・ぬかが効果的
酢の惣するなら、塩もみしたきゅうりを割酢(酢1・·水1の割合)に五分ほどつけます。
この割合は、農薬などの不安物質を引きだす力が一番強いものです。
とりだして絞ったら、三杯酢などであえます。
また、ぬか漬けのぬかは不安物質を引きだす作用があり、安心度が高いものになります。
ただし、ぬかに農薬などが移るわけですから、ぬかは1年くらいで取り替えることです。