目には眼圧というものがあります。

日常では、あまり聞きなれない言葉でもありますが、非常に大事なことなんです。

この眼圧が高いと、非常に眼球に支障をきたすことに発展していきます。

さまざまな目の病気を起こしやすくなります。

最近、目のかすむな~と、あなどってはいけません。

もしかして、それは眼圧が高くなっていることがあるかもしれません。

 

Contents

眼圧とは?

そもそも、眼圧とはどういうものか、

眼球の内側には、房水(ぼうすい)と硝子体(しょうしたい)という眼圧のバランスを保ってくれています。

この2つのものがバランスを悪くすると、異常な働きをおこしてしまいます。

異常になると眼圧が高くなり、目の異常をきたし体に様々な影響が現れます。

 

ぼうすい【房水】は?

目の角膜の後ろと虹彩の間のレンズ形の空間、虹彩の後ろと水晶体との間を満たす液。

目圧を保ち,角膜や水晶体の栄養補給や老廃物を外へ運び出したり代謝を行ってくれます。

この房水の働きが異常をきたすと過剰な液体の生産が増えたり排出障害になると、眼圧が高まり、緑内障をおこす。

しょうしたい【硝子体】は?

眼球の水晶体・毛様体の後方から網膜の前面までを満たすゼリー様の物質。

網膜を内側からささえて眼球の形状を維持してくれる大切な役割を果たしてくれます。

ガラス体ともいいます。

眼球内で水晶体と網膜との間を満たしている物質で,透明で光の通過を妨げない。

99%は水で,わずかな繊維成分を含んでいるゲル状質です。

 

眼圧になる原因とは?

眼圧が高くなる原因は、じつは色々とあります。

身近でも聞くのが、照明の暗い所で下を見すぎで作業をこなしていることが多い場合。

スマホや仕事を長時間同じ姿勢で保っている場合、これらは結構眼圧に支障をきたすようです。

また、このような場合も原因の一つになっています。

食生活が悪い場合

⇒ 脂っぽいものの摂りすぎ
⇒ アルコールや、コーヒーなどのカフェインの取りすぎ

喫煙

寝不足や日頃のストレスや眼精疲労の悪化

日頃まったく運動をしない、動かない

まったく外へでないで部屋にこもっている場合

などが、眼圧の高くなる引きつけでもあります。

 

眼圧が高いとどのような症状がでるのか?

眼圧が高いとわかるのは、眼科の先生しかわかりません。

眼圧が高くなると・・・

人によっては違いますが、次の症状が現れます。

⇒ 頭痛が起こる
⇒ 目のかすみが起こる
⇒ 目の痛みが起こる
⇒ ひどい場合、吐き気が起こる
⇒ 眼精疲労

必ずとは言えませんが、こういった症状が現れると眼圧が高くなってきたと疑うことが言えます。

 

眼圧が高くなるとどのような病気になるのか?

眼圧が高くなると、代表的な症状は、

緑内障になります!

年齢で言うと、40代を超える方になりやすい疾患でもあります。

ほとんどの場合は、房水流出障害から起こるものが多いようです。

眼圧が高くなり房水の異常で障害がおこるのも一例です。

40代からは、からだの抗体が弱まるので、目の症状もなにかと異常になりやすいのもうなずけます。

すべては、早期の眼科への診療をおすすめします。