上司が部下に叱る時、その部下の周りにいる、うまく仕事ができている人の例を挙げて比較する人が今だに多くいます。
上司:「おまえ、何度言ったらわかるんだ!!あいつを見ろ、よくやってるぞ!この程度の仕事しっかりこなしているじゃないか?」
部下:「すいません・・・」
一見、社会では当たり前の言い方なのかもしれませんが、これは、今時の若い社員には通用しません。
昔なら、部下の為に怒ってくれているという言い回しがありましたが、そんな便利な部下はほぼいません。
プライドを傷つけられ、やる気をなくし、自身をなくし、向上心をなくし、余計仕事に影響がでやすくなります。
そして、挙げ句の果て、退職届けが渡されます。
Contents
上司はミスをした部下に怒るだけではダメ
怒るだけなら、はっきりいってだれでもできます。
それは、ただの職権乱用にすぎないからです。
根本的な解決ではなく、会社全体で考えると結果を出さなくてはなりません。
なぜ、うまくいかなかったんだろうと考えるのが上司です。
もしかしたら、ミスをした部下の責任ではなく、意外な箇所が引き金になっていたかもしれません。
今後、誰でもできる為の環境作りを改善することが、上司の責任になります。
仕事とは関係ない叱り方が酷い傲慢な上司が多発している
最近では、ミスを棚に上げブラック要素的なイジメが多発している企業が多くあります。
特に労働組合を設けいていない、中小企業は多いようです。
生活がかかっててやめることができない部下を苦しめている上司は、これからも耐えることがないのかもしれません。
会社、仕事の管理責任とは関係なく自分のストレスを部下に吐き出すブラック企業に匹敵する上司は、自分では気づかない行動をしています。
こういった上司は、会社の取締、法律で訴えられたりしなければ辞めることはないのだと思います。
まとめ
・部下に怒る前に問題点と改善策はなかったのか?を見つける
・人に例えた叱り方よりもうまくやれる方法を導いてあげること
・傲慢な指導方法は部下との距離がますます開いてしまう
部下を育てる方法をもう一度考えて行動することが、会社の為、自分の為、部下の為になります。