緊張するのは当たり前だと考える
人前に出ると「あがってしまう」と言う人がいます。
パーティで、スピーチをしなければならなくなったとき。
プレゼンの司会を任されたとき。
会議で発表をするとき。
このような状況であがってしまって、ふだんはしないような失敗をしたり、何を話したらいいかわからなくなり、頭の中がまっ白になった、という経験を持つ人もいるのではないでしょうか。
そういう意味で、人前に出て何か話すときにも「緊張しない」を手に入れたい、と考えている人も多いのではないかと思います。
それでは、「あがり症」克服法について、いくつかアドバイスしていきましょう。
まず言っておきたいのは、「あがる」ということは、何も特別な反応ではないということです。
人前に出れば、誰であっても緊張します。
どんなに度胸がある人でも、緊張して心臓がドキドキしたり、手足の動きがぎこちなくなったり、体がガチガチに固くなることがあるのです。
ですから、「自分は特別だ」と思わないようにしましょう。
自分は特別だと思うと、緊張感がいっそう高まり、ますます舞い上がってしまうことになります。
「緊張するのは当たり前だ」と考えることです。
そして、緊張する状況においても、自分が持っている能力を十分に発揮できる、と考えてみましょう。
「あがってしまうから、実力が発揮できない」と考えてはいけません。
あがっていても、存分に力を発揮することは、必ずできます。
その方法を焦らず、学んでいくことが大切です。