人生は七転八起(しちてんはっき)!何度コケても迷わず立てばいいだけのこと!
人生はコケたり、立ちあがったりの七転び八起きである。
そこに二つの人生訓がありそうだ。
できるだけコケないように生きるか、コケるのは仕方ないと考えて、うまい立ち上がり方を身につけるか、である。
前者は幼な子を見守る母親の視点に似ている。
子どもがヨチヨチ歩きをする頃になると、母親は、つまずいて転びそうな物を先回りして取り除く。
それでも子どもは転び、立ち上がり方を学ぶわけだが、中には子どもが立ち上がる前に助け起こしたりする母親がいる。
転んで大けがするのは、たいがい、そんな母親に育てられた子どもである。
何度も転び挫けず泣いても自ら立ち上がる!そのようなワザを身につけた子どもはたくましい。
根性論ではあるが、精神的にも強くなれるしちょっとの弊害でもへこたれない子供に育つものだ。
子供は勝手に育つと言うがこの意味も含まれているのかもしれない。
人生に置き換えても、たくさんつまずき失敗し、何度も立ち上がることで精神的な強さ、メンタル的強度が上がり、不屈の元気が磨かれる。
しかし中には、失敗することを避けるように生きれば、どうしても消極的人間になってしまう。
失敗を恐れてチャンスの芽をみずからつぶすパターンだ。
しかも転び慣れていないから、一度コケると大ダメージを受け、なかなか立ち上がれなくなったりする。
精神的な痛手は、人を臆病にするところがある。
恋に破れて「もう二度とこんな思いはしたくない」と恋愛恐怖症に陥ったりするのがその典型である。
恋もなんどでもコケ失敗をするともよいではないか。
恋をうまくいくし付き合う付き合わないを決めるのは、男性の権利もるし女性の権利も当然あるのだ。
お互いが引き合うのはすべての人間ではないし、当然失敗し片思いで終わることも大ありなのだ。
その点からすると、恋の成功確立も一定しない訳になるのではないか。
失敗を恐れず成功するまで女性相手を探す努力も必要なのだ!