多汗症かなと思ったら原因をチェックして心当たりがあるかもしれません。
改善するにはその原因を改善することが必要なのかもしれません。
まず、よくあるワキの多汗症の訴えは以下のようなものです。
● ワキ汗パッドが手放せない
● 頻繁に衣服を着替えなければならない
● 汗が目立たない色をいつも選ぶので、好きな色の服が着られない
● ゆったりしたデザインの服を選ばなければならない
● 汗じみしていないかいつも気になる
● ワキガの手術をしてにおいはとれたのだが、汗の量の多さは変わらず、気になる
汗が多量に出ることによる、衣服への影響を気にされていることが多いようです。
衣服を頻繁に着替える必要があったり、着る服が限られたりするということが一番大きな悩みになっているようです。
Contents
多汗症になる原因をチェック
ホルモンバランスの崩れ
多汗症の原因にはホルモンバランスの乱れも考えられます。
ホルモンの分泌は脳の視床下部でコントロールされていますが、交感神経も同時にコントロールされているのでホルモンバランスが乱れると交感神経のバランスも乱れ、多汗症となります。
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ストレスの過剰
多汗症は精神的問題により恐怖を覚えて発汗することから別名、発汗恐怖症とも呼ばれています。
ストレスや緊張、不安を感じると交感神経が優位になって汗腺の働きを活発にします。
そのため交感神経が敏感な方ほど、多汗症にかかりやすいとされています。
しかし、なぜ交感神経が敏感になるのかは不明です。
もちろん精神的な問題を抱えている方全てが多汗症になるというわけではありません。
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脱毛の影響
脱毛に言った後に汗が多くなったという話も良く聞きますが、脱毛によって汗腺が刺激されたという事も考えられます。
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生活習慣の乱れ
多汗症も病気の1つなので、生活習慣には密接に関係していると言えるでしょう。
食生活では辛いものを食べたり熱いものを食べたりすると汗をかきます。
これは正常なのですが、過剰になると味覚性多汗症になりえます。
また肥満の方は多汗症が多いと言われているので、バランスの取れた食生活を心掛け肥満にならないようにしましょう。
たばこやコーヒーも多汗症の原因になる場合もあります。
ニコチンやカフェインは交感神経を刺激する中枢神経興奮剤という物質が多く含まれていますので、過剰に摂取すると発汗が促されます。
このように一言で多汗症と言っても、様々な原因が考えられます。
自己判断では原因が分からない場合にはドクターに相談しながら、原因を探り改善をしていきましょう。
多汗症になる原因をチェック
食生活での偏食
次のような食事が多い人は、脇汗の量が増え、臭いが強くなる傾向があります。
● 脂の多い食事
● 肉中心の食生活
● ファストフード、インスタント食品をよく食べる
● お酒、コーヒーの飲み過ぎ
● 冷たいものの摂り過ぎ
● 辛いもの、酸味の強いものなど刺激の強い料理をよく食べる
脇汗が気になる人で、自分の食生活に思い当たることがある人は、このようなものを食べたり、飲んだりする回数を減らし、摂る量も減らすなど、食生活を見直してみましょう。
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汗をかきやすい食べ物
ジャンクフード・洋食・エスニック料理などは、やっぱり当てはまりますね
好きな物ばかりと思います。
これらは、汗腺を刺激して脇汗を促進してしまいます。
脇汗を増やし、強くしてしまう食べ物は?
● 肉類
● 動物性ラード
● 香辛料
● 酸味の強い飲食物
● お酒、コーヒー
● 乳製品
● インスタント食品
これらを日常的に食べている人は、控えるようにしてみて下さい。
いきなり、すべてを我慢すると逆にストレスがたまってしまうので食べる回数を減らす、量を減らすなど工夫してみて下さい。
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運動不足
運動不足によって脇汗が増える人は、エクリン腺からの発汗が脇の下に集中していること原因での場合があります。
エクリン腺は全身にあり、本来なら体全体からの発汗で体温を調節するのですが、運動不足で一日中、温度変化のない室内で過ごすなどのライフスタイルが原因で、全身にある汗腺の多くが休眠状態に入ってしまうことがあります。
そうすると、ちょっと室温が上がると、脇の下のエクリン腺が活発にはたらき、脇にばかり汗が集中し、目立ってしまうことがあるのです。
これはデスクワークで1日中室内にいて座ったままの女性に多い、脇汗のタイプです。
女性の場合、汗ジミが恥ずかしいから、グレーやブルーの服を着られないという話がよく聞かれます。
このようなタイプの人は、体を動かすことで全身に汗をかく習慣をつけると、脇汗を抑える働きがあるので試してみてください。
多汗症になる原因をチェック
冷え
体が過度に冷えた状態になると、体の防衛本能がはたらき、体を温めようと熱を発生させることがあります。
そうすると、手足は冷えているのに脇や背中からは、どっと大量に汗が流れるという状態が起こります。
対策としては、体を温めることを心がけましょう。
オフィスでの冷房対策や、おしりの筋肉や股関節を伸ばすストレッチで血行を良くするのもおすすめです。