妻に対して、こんな「甘え」と「怠け」を持っていませんか?
男性の中には、
「妻が仕事に関して理解がない」
とか、
「仕事で疲れているのに、ああしろこうしろとうるさい」
とか、
「家庭の話など聞いていられない。家に帰ったときくらい休ませてくれ」
などと思っている人も多いだろう。
しかし、あなたが妻の話を聞くことを避ければ避けるほど、妻の欲求不満はふくれあがっていき、もっと自分の話を聞いてくれと要求するだろう。
そして、それでもダメならあきらめて子供に向かう。
あなたのことは、家庭にいてもいないものとして、子供との家庭を築いていく。
こうして、世間で話題のマザコン家庭ができ、父親不在の家庭ができあがっていく。
そうなってからでは遅い。
こうなってから夫婦の理解を取り戻そうと思っても、至難の業である。
取り返しのつかないことになる前にやっておくことをお勧めする。
あなたは、自分の仕事の話をどれくらい妻にしているだろうか。
また、家庭の話をどれくらい妻から聞いているだろうか。
仕事上では、いわなくてはならないことや考
えの違う上司と渡り合うのが当然と思っているあなたも、いざ妻が相手となると、「何もいわずにゆっくり休ませてくれ」という人が多いのではないか。
妻をほめたり、妻の料理を「おいしい」といったり、いつもよくやってくれていることを感謝したり。
そういうことをしないのは、妻への甘えである。
「いわなくてもわかっているだろう」というのは「怠け」なのだ。
女性のよさを否定し、女性のよさをわかろうとしない男性にかぎって、そんなふうに女性への甘えがある。
「そんなのは女性の甘えだ」「もっとこうするべきだ」「こうでなければいけない」といいながら、自分は女性を理解することを怠けていないだろうか。
そして、そういう人にかぎって、妻が自分を見限った頃に、その大切さに気づいたりするものなのだ。
さて、思いあたった人は今日からでも妻にもっとやさしくしよう。
妻の話を聞き、自分の仕事の話もしてみよう。
きっと彼女はそのことに満足して、そしてあなたも、いい意味で彼女に甘え、安らげる関係がつくれるだろう。