体臭や口臭はその人の健康や食生活と大きく関係しています。

例えば、動物性脂肪をとりすぎると、皮脂腺や汗腺から分泌される油脂成分も多くなって体臭が強くなります。

特にワキガの人は臭いの発生もととなるアポクリン腺を発達させる原因となります。

ニラやニンニクなどの臭いの強い食品を摂りすぎるのもよくありません。

このように臭いの原因となるものを控えるのと同時に、酸とアルカリのバランスを整えて、健康な体を維持するkとも大事です。

 

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体臭口臭を招かない体は酸性よりアルカリ性を保つこと

体が酸性に傾くと抵抗力が落ちて、体の不調や病気を招く心配があります。

ちなみに健康な人の血液を調べてみるとPH7.36~7.44ぐらいの弱アルカリ性。

健康のためには、これくらいの数値に近い弱アルカリ性に体を保つようにするとよいのです。

体を弱アルカリ性にキープするため、食生活は緑黄色野菜や海藻、キノコ、大豆などのアルカリ性食品を中心にすると良いでしょう。

葉菜類を主とした青汁などを飲むのもおすすめです。

肉類などの酸性食品は食べ過ぎないように気をつけましょう。

でも『体が酸性に傾かないように、アルカリ性食品ばかりを食べていればいいか』というと、そうともいえません。

栄養バランスを考えて、できるだけ多くの種類の食品を摂ってください。

油はできるだけ良質の植物油を使う、塩分・糖分は控えめにして天然醸造酢や梅肉エキスを上手に使うとよいでしょう。

 

胃に負担をかけるのもよくありません。

食事は熱すぎず、冷たすぎず、薄味のものを、腹八分目で規則正しく食べましょう。

就寝2時間前以降は食べないこと。

現代人は柔らかい食べ物を好みがちですが、できるだけ硬く、繊維質の多いものをよく噛んで食べるようにしましょう。

 

酒、タバコ、コーヒーなどの刺激物はできるだけとらないこと。

とくにタバコには体内では分解されにくい臭い物質がたくさん含まれていて、汗といっしょに体臭として分泌されます。

大事なのはバランスの良い食生活を心がけて健康な体を保つこと。

体の不調や病気を防ぐことが、体臭や口臭を予防することにもつながるのです。