自分の体臭が変化したと実感するのは、20代では3割くらいです。
ところが50代になると、6割以上の人が体臭の変化を実感します。
これは、枕カバーなどが脂くさくなることで気づく人が多いそうです。
ニオイの気になる部分は1位がワキ、2位が首や胸となっています。
人間のニオイを細かく分類すると、どれだけの種類があるのでしょうか。
それは、7種類、だそうです。
他人に体臭についての相談をされたときなど、こういった表現を知っていると、ニオイの詳細を語ることができます。
また、自分のニオイを他人に指摘してもらうときも同様です。
ニオイは一体となって鼻腔に入ってきますが、受け取る側に分類するための情報がないと、分析できません。
まとまって入ってきたニオイを、以下の言葉を頼りにすると、分析できるでしょう。
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7種類のニオイの特徴
① スパイシーなクミンのようなニオイ
② すっぱいニオイ
③ 脂っぽいニオイ
④ 生ぐさいニオイ
⑤ ホコリっぽいニオイ
⑥ 湿っぽいニオイ
⑦ その他のニオイ
クミンは、カレーに入れるスパイスです。
カレー特有のニオイの源で、ツンとした芳香があります。
これが体臭となると、一種独特な、攻撃力の高い異臭に例えられています。
脇のニオイの特徴
ワキの下のニオイを分析すると、いくつかの要因が複合しています。
①+②+③。
つまり、スパイシーなクミン臭と、すっぱいニオイと、脂っぽいニオイが混ざって、ワキの下のニオイになります。
想像すると、なるほどなと思える分析です。
「ツン」と来ながら「スッパくさく」、しかも「じんわりと脂くさい」。
加齢臭のニオイは違います
加齢臭、とくに30代のものは③のみ、ニオイの性質自体は単純に脂っぽいだけなんです。
単純に脂っぽいとはいいますが、だからといって弱いというわけではありません。
「古くなった食用脂のようなムッとするニオイ」と、30代のニオイの特徴があります。
「40代以降の加齢臭を脂くさくて青くさいニオイ」「古いポマードのようなニオイ」と言っています。
攻撃力は強く、このニオイは持続します。
年齢を重ねても衰えることなく、しぶとくにおってくるのです。
まとめ
30代の加齢臭は「脂っぽいだけ」、40代からの加齢臭は「古いポマード臭」。