砂糖の入ったドリンクやお菓子など一日の楽しみの一つです。
疲れた時に、飲んだり食べたりした後は、しあわせな気持ちになるものです。
食べれば太るのを気にしてもやっぱりやめられません。
ほどほどの量であれば、いいのですが、
一日に、缶コーヒー2杯、お菓子、お酒類、食事となれば、当然砂糖の摂取オーバーです。
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砂糖の摂りすぎはカルシウム不足や成人病を引き起こす
砂糖不使用の表示でもパラチノースやオリゴ糖などが含まれている
パラチノース:砂糖と酵素から作られる甘味料で吸収が穏やかで太りにくいのが特徴
オリゴ糖:単糖がいくつか結合したもので便秘解消などの健康に良い効果を得ることを目的
砂糖にはいろいろな種類があります
精製糖
サトウキビから煮だした糖液を濃縮し、遠心分離器で蜜を分離して精製したもの。
111温糖
完全に精製された砂糖液から白砂糖を繰り返しつくり、残った液を結晶させたもの。
褐色の色は、精製の途中で熱を加えることでできたもの。
ミネラルが多いわけではなく、健康によい根拠はありません。
キビ砂糖
サトウキビの液を脱色、精製しないまま煮詰めたもの。原液の養分とミネラルをたくさん含んでいるといわれていますが、ごくわずかです。
テンサイ糖
砂糖だいこん(ビートまたはテンサイともいう)の汁を煮詰めて精製したもの。
黒砂糖
サトウキビを搾った汁に石灰を加え、濾して煮詰めて固まらせたもの。
カルシウム、鉄分の量は砂糖の中では一番。
心配な添加物については心配はないがミネラルもない
糖分は1日当たり、大人で50g、子どもで30g以下が望ましいといわれています。
健康を考えた一日の量を考えると、砂糖からミネラルを摂るのはムリがあります。
ということは、どの砂糖を選んでも、さほど違いはないということ。
砂糖のメリットとデメリットについて
メリット
体の中に入ると、すぐにエネルギーになるので、疲れをとるのに即効性があります。
素早く吸収されて、脳の働きを活発にするエネルギー源としても大切な役割を果たしています。
そのほか、防腐性、浸透性、ゼリー化など、いろいろと効果を発揮します。
デメリット
砂糖を摂りすぎると、
①ムシ歯の原因になる
②ビタミン 不足になりやすい
③カルシウムが不足になりやすい
④血液中に中性脂肪が増え、肥満、動脈硬化になりやすい
とのことです。
砂糖の安心な食べ方は糖分控えめということ
砂糖は体にとって必要な成分だけれど、摂りすぎると、いろいろと問題がありそうです。
安心な食べ方は、糖分控えめということにつきます。
なお、飲料水などに記載されている「無糖」「糖分ゼロ」「ノンシュガー」「シュガ-レス」「シュガーフリー」は、すべて同じ意味で糖分はほとんど含まれていません。
ところが、「砂糖不使用」とくれば、砂糖は使っていないけれど、パラチノースやオリゴ糖などを使っているということです。
うっかり糖分が入っていないと勘違いしないようにしましょう。