缶詰は、今ではたくさんの種類が販売されています。

缶の蓋を開けると、そこには美味しそうに詰まった具が入っていて、ヨダレが垂れてしまいます。

ご飯のお供に、お弁当のお供に、非常用の食事などにも沢山の用途に人気です。

実は、その缶詰類、添加物も以外に多く、含まれている科学物質が非常に気になる所です。

その缶詰についてお話します。

 

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缶の内側から環境ホルモンが溶けだす恐れも!?

環境ホルモン:環境中にある化学物質が生物の体内で、あたかもホルモンのようにふるまい、生体内のバランスを崩す。

環境ホルモンは、油に溶けやすいため、できるだけ早く食べるのが無難になります。

缶詰は、いざというときの心強い味方、強力な保存食品です。

しかし、意外に添加物が多い食品なので、表示には注意しなくてはなりません。

たとえば、コンビーフ缶の原材料名の表示を見ると、不安な添加物として品質改良材の「リン酸塩」、発色剤の「亜硝酸塩」、増粘剤の「カラギーナン」などが入っています。

ホタテやサーモンなどは、「調味料(アミノ酸等)」も添加していない安心な缶詰も出回っていますが、カニ、コンビーフ、ウインナーソーセージの缶詰には、リン酸塩をはじめ不安な添加物が多く見られます。

 

缶詰には添加物のほかに環境ホルモンの心配がある

缶詰の内側は、「ビスフェノールA」を原料とした「エポキシ樹脂」でコーティングされていることが多く、長期間のうちに溶けだしてくる心配があるのです。

ちなみに、環境ホルモンとは、人の体の中でホルモンと同じような働きをし、微量であっても生殖機能に大きな影響を与えると思われる物質のこと。

 

缶詰は環境ホルモンを考えると新しいものを早目に食べること

環境ホルモンが溶けだす心配を考えれば、新しいうちに食べることです。

環境ホルモンは油に溶けやすいため、とくにツナ缶のように油の多いものは、日付を確認してなるべく新しいものを選び、買ったらすぐに食べることをおすすめします。

安心して食べるには、缶詰を開けたら汁を捨て、湯どおしできるものはサッと湯どおししてから使うといいようです。

 

缶詰の賞味期限の読み方をお教えしましょう。

「080425」とあれば、2008年4月25日の意味です。

新しいものがよいので、選ぶときには日付にも注意したいところです。