30代から40代にかけて特に注意したいのが、摂取する食べ物です。

普段何気なしに食べているものには、「太る食材」と「老ける食材」があります。

また、中には食べてすぐに血糖値が急上昇する食べ物と、ゆるやかに上がる食べ物があります。

その速度の違いは「GI値(グリセミック指数)」で表されます。

GI値の高い食材ほど食後、血糖値を急激に上げて肥満や糖化に導きます。

 

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糖質は分解されると、ぶどう糖になります。

GI値は、ぶどう糖を食べた場合の血糖値の上昇度を最大値100として、その割合を示します。

糖化の目安になるGI値は、「60」です。

この数値を超えるものですと、血糖値を上げやすい食材となります。

それは、白い主食(白米、うどん、パン)や菓子類などにはGI値は高く、玄米や緑黄色野菜、果物は低い食材です。

たとえば、食パンは数値が90台で、白米とうどんも数値が80台とGI値が高い食材になります。

主食のごはんやパンで問題視されるのが、血糖値を急激に上げるこの白い主食なのです。

食材のGI値については、最低限、次の3つを知っておけば十分です。

●白い主食と砂糖は、数値が60を超える

●肉、魚介、野菜は数値が40台以下。ただし、かぼちゃ、いも類は高い

·果物は甘くてもほとんどが数値が30台。ただし、パイナップルとバナナは数値が60台。

白いごはん、白いパン、白いうどんなどの糖質を摂る場合、おかずや食べる順番に注意が必要です。

同じ主食でも玄米、全粒粉パン、ライ麦パン、全粒粉パスタはGI値の低い食材です。

 

砂糖や油が多く使われているケーキなどの菓子類は控えるのが理想です。

どうしても食べたい場合には、食べる前に食物繊維のサプリメントを摂り、糖と脂肪の吸収を抑える準備をしましょう。

和菓子でも同じです。

とはいえ、食べる回数を減らしていかないと、糖の過剰摂取になることに違いはありません。

市販のジュース、清涼飲料水、加糖缶コーヒーには、大量の砂糖が使われていす。

40代になったら禁物です。

毎日、飲んでいる缶飲料をやめるだけで、1週間もしないうちに、体重、体脂肪が落ちてきます。