いがいに身近な病気が射精障害の原因になったりします。
射精障害・勃起障害になってしまうのには、きっかけがあります。
例えば、心理的な要因であったり、マスターベーションの方法によるものであったり、病気であったり、様々な原因があるのです。
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① 射精障害・勃起障害の原因【糖尿病】
射精障害の方のなかで、最も多い原因は糖尿病です。
最近では、若い人たちにも糖尿病が増えてきているので注意が必要のようです。
糖尿病になると、体中の血管がボロボロになるばかりでなく、目が見えにくくなったり、尿を作る腎臓の働きが悪くなるだけでなく、神経にもダメージがあるため、射精ができなくなってしまいます。
糖尿病の射精障害で特徴的なのは、逆行性射精といって、射精感はあるのに精液が出てこなくなり、膀胱の中に精液が逆流してしまうという状態になってしまうことです。
精子は尿に触れると弱ってしまうので、深刻な不妊症問題となっているようです。
② 射精障害・勃起障害の原因【鬱】
鬱病自体が勃起障害、射精障害の原因となりますが、抗鬱剤のお薬も勃起·射精障害の原因の場合があります。
また、抗鬱剤のお薬のなかには、精子を作る機能を落とす可能性があるものがあります。
その情報を知って自分の判断で、勝手に内服を中止してしまうのは非常に危険ですので、主治医と相談が必要のようです。
③ 射精障害・勃起障害の原因【包茎手術後】
意外と多いのが、包茎手術による射精障害です。
「男はたっていなくても亀頭が出ていないとダメなんだ!」と思っている人も多いですが、仮性包茎で普通にセックスができる人に、私は手術をすすめません。
必要のない包茎手術はさけたほうがよいでしょう。
④ 射精障害・勃起障害の原因【ホルモンの低下】
加齢で男性ホルモンが低下すると、勃起や射精がしにくくなっていきます。
非常に稀ですが、脳下垂体の異常によって、若くして男性ホルモンが低下してしまう場合があり、射精障窖·勃起障害になってしまうこともあります。
その他、腹部の手術や脊髄の障害、交通事故などいろいろ原因はありますが、どれも専門的な診察が必要になります。
若くして勃起や射精の問題があるときや気になることがあれば、悩まず、怖がらずに泌尿器科の門を早めに叩くことをおすすめします。