友人にしたい人、したくない人

「類は友を呼ぶ」と言う。

実際、友人を見回してみると、同じような性格の人間が多いのではないだろうか。

似た者同士は確かに親しくなりやすいし、反発し合うことも少ない。

一緒にいて居心地がいい。

しかし、あえて「似てない者同士」の友人を持つことをすすめたい。

「何も性格が正反対の人間と友だちになることはないじゃないか。しょっちゅうぶつかり合っていたら疲れるし」と、そんな反論が聞こえてきそうだが、性格も感じ方も、考え方も違う友人は、肝心な場面で、きわめて強い味方となるのである。

たとえば、難題に直面して意見を求めた時、似た者同士であれば「やっぱりそうか。オレもそう考えたけど、それしか解決の道はないか」となりやすい。

ところが、似てない者同士はひと味もふた味も違う。「おお、そんな考え方があったか。考えつきもしなかったけど、なるほどね」というふうに、まったく違う発想や解決策をもたらしてくれるのだ。

自分にないものを補ってくれる、似てない者同士の友人は貴重なのである。

 

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こんな友人の対象は避ける!『攻撃してくる人は遠ざけよう』

やたら批判をビシバシ繰り出すという人がいる。

こちらは軽い気持ちで「あの人が出世したんだってさ」と噂しただけなのに、「あの能力で出世できたの?だいたいあんな人間が部下をまとめることができるのかね。」と、どういうわけか話が「あの人」批判になってしまったりする人だ。

そんなつもりで話したのではないと言いたいが、反論したらしたで、今度は批判の矛先がこっちに向かってくる。

一事が万事そんな調子の体中にトゲをつけた人、つまり過剰攻撃してくる人は、たいてい過剰な自己防衛の人である。

このタイプの人は、批判の矛先が自分に向かってくるのが怖いのだ。

だから先手を取って批判しまくるのである。

自分を守るために内にこもるタイプとは、根は同じでも行動が逆なわけだが、こういう性格は相手をうんざりさせるだけでなく、自分自身の心も疲れさせる。

 

心を許せる友だちはいるか?

人間関係に臆病になっていないか?

夜はぐっすり眠れるか?

あなたも、自問してみよう。

そして過剰防衛の相手は遠さけよう。