就寝時間と起床時間は、なるべくルーティーン化させる
私たちの日常生活には、毎日決まった時間に決まったことを行うルーティーン化したものがたくさんあります。
「平日は、毎朝、7時半に家を出る」
「お昼はいつも12時15分に決まったところで食べる」
「毎晩、11時になると、テレビのニュースを見る」
では、皆さんの睡眠時間はどうでしょう。
一定の時間に寝て、一定の時間に起きていますか。
熟睡すること、つまりきっちりとノンレム睡眠を得るためには、まず体内リズムを整えることが重要です。
そして、そのためにはほぼ同じ時間に寝て、同じ時間に起きることが大切になってくるのです。
もっといえば、遅くても午後12時には床につき、朝は6~7時に起きるのが理想的です。
個人間は朝日を浴びると、セロトニンという覚醒ホルモンが分泌され、夜になるとメラトニンという眠気を促すホル モンが分泌されるので、それに沿うことが体内リズムを整えることにつながっていくからです。
ところが、熟睡できない人に限って、寝る時間・起きる時間がまばらだったりします。
毎晩、忙しく、帰宅は深夜。
寝るのは午前2時過ぎ。
たまに早く帰宅しても、ダラダラとテレビを見ていたら、眠くなってきて早めに就寝。
でも、早く寝過ぎたため、真夜中には日が覚め、そのまま起床。
睡眠不足を解消しようと、休日の昼間に何時間も寝てしまい、夜、床に入っても寝つけない。
こんな生活を繰り返せば、体内リズ ムは崩れるに決まっています。
今からでも遅くはありません。
夜更かしするのはやめ、「毎晩、12時には床につく。朝は六時に起きる」といったように、就寝時間と起床時間はなるべくルーティーン化させてみましょう。
身体の変化に気づくことができると思います。