便利なパソコンやスマホは今では必需品。

特にパソコンは知らないことを調べれば答えが返ってきます。

私もパソコンは大好きで仕事でもプライベートでも活用します。

長時間行う日はほぼ毎日です。

でも最近、覚えた内容など時間が経つと忘れやすくなります。

記憶力がなくなっていくのは、毎日長時間行っているパソコンのせいなのでしょうか?

 

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寝不足から記憶力が低下する場合もあります

睡眠不足になると集中力の欠如などによって、記憶力が低下します。

また、記憶したことを覚えるためには睡眠が必要とされているので、ダブルで記憶力が悪くなります。

また、睡眠ができていないと記憶内容が書き換えられるという研究が海外でも実証されています。

睡眠不足によって、偽の記憶が作り出される傾向が高くなるということです。

睡眠不足の人たちは、睡眠が足りている人たちよりも、詳かい部分の記憶が間違っていることが多かったということです。

頭の記憶の中で記憶内容が睡眠時間の取れている人と取れていない人ではズレが生じる研究結果が現れたということなんです。

例えば、大事な事件解決などの法廷の真実を答弁する場合でも、睡眠時間が取れいていない証人では、記憶が真実ではなく大きく左右されてしまい大変なことになってしまうことがあるのです。

また、会社でもそういった記憶が曖昧な人が管理職では仕事の影響も出たりします。

睡眠不足で記憶が書き換えられて間違った指示を部下に与えると後の祭りになりかねませんね。

部下からも会社からも得意先からも信頼を失う可能性があるということです。

いかに睡眠によって記憶力が大事ということです。

 

パソコンは便利すぎるから記憶しなくても答えを出してくれる甘え症候群

例えば。パソコンばっかりやっていて人と話をしないでいると、コミュニケーション能力が落ちます。

自分で考えないで、なんでも検索して解決しようとしていると、覚える力が落ちます。

いつでも検索して調べられるから覚える必要ないと思って、暗記を軽視していると、記憶力が落ちます。

人と話をする機会を減らさないこと。

自分で考える、論理的に考える訓練をする、暗記する能力を訓練する、ことは生きている間では必要不可欠なのです。

酷くなれば、発声も悪くなり、相手と話をする時、記憶から引き出す力もなくなるので言葉を忘れたり『えーと、あれ、なんだったけー』なんて肝心な言葉が出てこなくなります。

記憶の引き出しから取り出す能力もなくなり、物忘れな人とレッテルを貼られてしまいます。

 

記憶力低下の原因はパソコンの利用などで『書く』ことから遠ざかっている

特に最近、書くことをしない人が増えてきています。

繰り返し書くことは記憶力のトレーニングにもなります。

低エネルギーで記憶を定着させるもっとも効率的な方法なんです。

目からの視覚刺激だけではなく、手を動かすことによって触覚の刺激も用いて記憶しようとしているからです。

書く時は、青ペンがいいと言われています。

青は心身を落ち着かせ、長時間の集中力を助け、飽きさせず集中力を高めることの出来る色だと言われています。

青ペンを使うと記憶力が向上します。

青色を見ると分泌される「セロトニン」の効果らしいです。

セロトニンとは、脳内で情報をやり取りする時に使われる「神経伝達物質」の一つです。

ノルアドレナリン、ドーパミンと並んで「三大神経伝達物質」とも呼ばれています。

ノルアドレナリンは怒りや興奮などの感情を司り、ドーパミンは意欲や好奇心などの感情を司りますが、これらの暴走を抑えて、心のバランスを保ち精神を安定させる役割を担っているのがセロトニンになります。

セロトニンが不足すると

「最近なんだか寝付けない…」

「毎日ストレスがたまって体調もなんだか悪いみたい…」

「イライラしたり、怒りっぽくなったりすることが増えた…」

セロトニンが不足すると、何に対してもヤル気が起きなくなったり、無気力になったり、他人との関わりを無意識に避けるようになってしまいます。

部屋にこもり、パソコンばかりやっているとセロトニンが不足する原因にもなります。

外に出て明るい場所で気分転換をしたり、運動などもすることがセロトニン効果を増やすのに必要なことです。

 

 

まとめ

年を取れば記憶が低下するのは避けられません。

しかし、便利な機器、パソコンやスマホの時代だからこそ、頼らない機会も作ることも大事です。

考える、話す、覚える(書いたりする)などは、生活の中でも必ず入れましょう。

年をとっても、以上のことを注意することで脳の衰えは軽減できます。

人間って努力を怠るとダメになっていく動物なんですね。