会社に勤め始める時は、当然部下として仕事を始めます。

入社したての頃は、所属の先輩に色々教えてもらって自分が育っているものです。

仕事を覚え、1年、2年と時が経つにつれて、上司の考え方に素直になれなくなってきます。

会社の体制や上司によって状況は変わるものです。

理不尽なことを言われたり、コマのように扱われ、若いものは、納得していかなくなります。

確かに、とんでもない人間性をもった悪意な考えの上司もいますが、そうでもない厳しい上司もいます。

では、いったい上司と部下の考えの違いが合わないのは何か?を一例ですがお答えします。

 

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上司と部下の考え方が合わない理由①
☆立場と責任が違う

そんなのわかっている!と思うかもしれませんが。

会社の、どの部署でも重要な働きがあります。

もし、ひとつでも歯車がかけることがあれば、多大な損失や迷惑をかけることに発展します。

損失となると、会社にとって大金を失うことになるのです。

その部署の代表でもある上司という肩書の人にとっては重要なポジションとなるのです。

その責務を毎日果たすには、厳しい目を持たなければなりません。

そしていかに部下を効率よくミスのないように動かすかは、上司にかかってきます。

その日のミッションを終了するまでは、気の抜けない気持ちでいなければなりません。

そのため、会社としての考えはとても強くなります。

よく、肩書で人が変わるといいますが、その通りです。

その部下であるものは、受ける側でもあって指示の内容をこなすだけなので、上司ほど厳しい責任と気持ちになる必要がないのが現状でもあります。

その人の気持ち次第なのですが、はやりその点では、上司と部下の立場と責任には差がでますので、当然、考え方も変わってきます。

そのギャップが生じてくるわけです。

上司と部下の考え方が合わない理由②
☆上司の考え方次第で溝が深まる恐れがある

勘違い上司は中身のない支持を与える者をいいます。

当然、そういった上司に部下は合わなく付いていきません。

『俺が誰だと思ってる!』

『俺は上司だ!』

そこだけ、協調するだけの上司がいまだにいるということです。

先日、勤めている所で、パワハラ事件が内部で起こりました。

男性上司と女性部下。

男性上司Wさんは、女性部下Aさんのミスや仕事の進み具合などを見ては、頻繁に暴言を吐いていました。

誰が見ても、明らかな酷い暴言は、社員のみんなも居心地が良くありません。

あまりの可哀そうな状態が何日も続いていました。

そして、エスカレートしていき、プライベートでもラインを使って愚痴を送信したり、それが一日に何度も何度も送信していました。

とうとう、女性部下Aさんは、耐えに耐えきれず、組合を通して会社に訴えを起こしました。

その上司Wさんは、役職を剥奪され、地方へ回された結果になりました。

行き過ぎる上司の行動は、慎むことです。

現場の状況より、会社に気を取られて、まったく把握していない上司が多くなってきています。

当然部下もついていきませんし、若ければすぐに辞めてしまいます。

上司と部下の考え方が合わない理由③
☆ブラックは会社ではなく上司の考えが植え付けている

ブラック企業は、これからも増えていくと考えています。

学校でいじめがなくならないのと同じで会社でもブラックはなくならないものです。

ブラック行為は、会社の方針ではなく、ほとんどが上司の考えと行為で発生しているものが多いようです。

上司の立場を維持、評価を上げるためには、部下を可愛がるのではなく、奴隷使い(人間扱いしない)がほとんどではないでしょうか。

特に大手より中小企業で多くみられる光景です。

拘束時間が長い、脅される、無茶苦茶な労働内容、休憩時間がない、休みがない、など労働基準に反する職場になっている会社が多くあるということです。

こうなると、上司と部下の信頼どころか、ひどい所では裁判ごとです。

でも実際、そこまではいかず、生活をしていかなくてはいけないので、我慢をしている部下は大勢います。

ほとんどの人が、ドラマのように明るい環境を望んでいるのではないでしょうか。