豆腐(とうふ)における輸入大豆には遺伝子組み換えの不安について
◆塩化マグネシウム含有物(にがり)の表示のものを買う
健康のためには、毎日でも食べたいとうふ。
でも、果たしてとうふは安全な食品なのでしょうか。
大丈夫。とくに不安な添加物はありません。
不安といえば、ただ一つ。
原材料の大豆です。
「国産大豆使用」と表示がしてあっても、実は原料の大豆の1部にしか国産大豆を使っていない製造業者が多いのです。
じゃあ、残りは何を使っているのかというと、アメリカからの輸入大豆。
そして、輸入大豆といえば、遺伝子組み換え大豆の不安が出てきます。
Contents
『豆腐』の輸入大豆に含まれる遺伝子組み換え
正しい安心な選び方
国産大豆一00パーセントの表示のものを探すこと。
つぎに、良い豆腐の選び方。
凝固剤「塩化マグネシウム含有物」と表示されているものを選んでください。
これは、いわゆる「にがり」です。
とうふの凝固剤には、塩化マグネシウム含有物、硫酸カルシウム、グルコノデルタラクトンの三種類があります。
どれも安心度からすると差はありませんが、同じ大豆の量からできる豆腐の数が違います。
塩化マグネシウム含有物(にがり)を使ったものを1とすると、硫酸カルシウムでその約1.3倍、グルコノデルタラクトンは約1.7倍の量の豆腐ができます。
つまり、とうふ一丁の栄養芬は、塩化マグネシウム含有物(にがり)でつくったものが一番多いということなのです。
同じ値段なら、にがりを使ったもののほうが栄養価が高く、得な感じがしませんか?
なお、消泡剤(グリセリン脂肪酸エステル)は使わないにこしたことはないのですが、かといって、それほど心配はありません。
『豆腐』の輸入大豆に含まれる遺伝子組み換え
より安心なとうふの食べ方
買ってきたら、すぐパックから出して、水につけます。
これが安心のテクニック。
凝固剤や消泡剤などが水に溶けだすし、にがり臭ささもとれておいしくなります。
すぐに食べない場合は、タッパーウェア(ポリエチレン、ポリプロピレン製のもの)などに水を張り、移し替えて冷蔵庫へしまっておきましょう。