アイデアが浮かばない時には、ちょっとした散歩に、頭の中を整理し閃く効果があります!

仕事が行き詰まってしまったとき、みなさんはどうしていますか?

私の場合は、迷わず散歩に出かけます。

机の前に座ってパソコンをにらんでいても、いっこうにいい考えが浮かんでこない。

そんなときは、とりあえず考えることをやめ、ぶらりと外へ出て行くのです。

そうすると、あれほど堂々巡りをして絡み合っていた思考がパラパラとほどけ、懸案だった課題を解決する糸口が見つかった経験は一度や二度ではありません。

それほど散歩には、頭の中を整理する効果があるのです。

 

仕事に行き詰まり、いくら考えても先に進めない状況に陥っているときは、脳が疲労し、心と体が不必要に緊張しているものです。

散歩は疲れた脳の気分を一新して、そうした緊張をほどいてくれるとともに、脳に新たな刺激を送り込み、再び集中力を取り戻してくれるのです。

ここで重要なのは、できるだけ仕事や課題について考えないことです。

散歩でいいアイデアや着想を得ることが多いと言っておきながら、矛盾しているようですが、せっかく気分転換のために散歩に出ても、依然として仕事や課題を意識していたのでは脳がリラックスと集中の状態になりません。

ですから、何も考えずに散歩することが大切なのです。

 

とは言っても、何も考えずに散歩するのは意外に難しいもの。

そこで私がおすすめするのが、路上観察です。

散歩をしながら道端を観察していくと、いろいろなものがふだんと違って見えてくることに気づくはずです。

「ここには、こんな花が咲いていたのか。なかなかきれいだな」「今日の夕焼けはなんてきれいなんだろう」「あんな形をした雲を見たのは、いつ以来だろう」などと、今 まで気づかなかったことが目に飛び込んできます。

 

それは、気持ちのいいものであり、自然に満足感に浸ることができます。

脳からはドーパミンが分泌され、疲労が解消されるとともに、脳はリラックスと集中の状態、つまりアルファ波が優勢になっていきます。

ふと、いいアイデアがひらめくのは、このようなときなのです。

机の前に座って悶々としていても、頭は行き詰まってしまうだけです。

思い切って外に飛び出し、新鮮な空気を吸い込んでみませんか。

 

散歩中に忘れてはいけないのがメモ帳です。

せっかくアイデアが浮かんでくれたのに、忘れてしまってはもったいないのです。

アイデアが浮かんだら、サッとメモに書き留めておくことです。

後々、必要か必要ではないかを決めればよいのです。

散歩以外でも電車での通勤中などもアルファ波が出ているのでアイデアが出やすくなっています。

リラックスしすぎて寝てしまうのがほとんどですが・・・