お金の苦労がいつも絶えない人の共通点
いつまで「なんとなく」お金を使うのか
サラリーマンが収入を増やすとしたら、出世するか、転職するか、起業するか、副業(副収入含む)するかの、四つの選択肢があります。
40代になればこの先どこまで出世できるかどうかは、おおかた見えているでしょう。
40代の転職も収入が大幅にアップする確率はそれほど高くありません。
それ以前に出世できたとしても、会社自体がこの先もずっと安泰なのかは保証されていないのです。
備えあれば憂いなし。
やはり、収入を増やす方法を考えておくべきです。
会社勤めをしているときは、お金 = 給料になります。
だから給料を増やすことばかり考えるのでしょう。
しかし、確定申告の用紙を見たらわかりますが、「所得」というものには10種類以上あるのです。
給与所得はそのうちのひとつにすぎません。
利子所得、配当所得、事業所得、不動産所得……お金を増やす手段はたくさんあるのに、給与所得だけを見ている限りはお金持ちにはなれないと思います。
いわゆるセレプの妻は、専業主婦で悠々自適に暮らしているというイメージがありますが、実際には夫婦で別の事業をやっているケースも珍しくありません。
収入源を複数持っているということです。
投資もひととおりやってみてはいかがでしょうか
FXは世界情勢や為替に関心が持てますし、不動産投資は地価や税金について勉強するきっかけになります。
投資はリアルな社会を勉強できる方法なのです。
FXは全財産をつぎ込んでゼロどころか借金を抱えてしまうケースもありますが、試しにやるなら問題ないでしょう。
1日中パソコンにかじりついて値動きを見ているのは無理だと思います。
投資は本業にするのではなく、あくまでも余剰資金で、いまの生活に影響しない範囲内でやるのが鉄則です。
不動産投資がサラリーマンにおすすめです。
不動産投資は、とくに中古物件なら投資金額は安く抑えられますし、家賃の相場もわかりやすいのでリスクは低くなります。
不動産投資をするための資金は、銀行で借りられることはあまり知られていません。
銀行は起業の資金はなかなか貸してくれませんが、サラリーマンが不動産投資をするための資金は割と簡単に貸してくれるのです。
ただし、 「月100万円の家賃収入が欲しい!」と鼻息荒くやっていると、失敗するリスクが高いと思います。
「お金のことを真具剣に考える時間」が絶対に必要
「サラリーマンで大家さんになって年収は億を超えて……」という成功体験の本も多数出ていますが、あまり夢を見すぎると痛い目に遭います。
金融業の裏側まで知っている人であっても、足元をすくわれてしまうことがあるのです。
大きく稼ぎたいなら、お金を相当つぎ込まなければなりませんし、物件を探すために時間もかなり割かなくてはならないでしょう。
それで家族と過ごす時間がなくなるのなら、「なんのために稼ぐのか」と疑問に感じます。
たとえ月5万円の収入でも、年間で60万円の利益になります。
「いまの会社からの給料と合わせるとかなり生活がラクになる」と考えるくらいがちょうどいいと思います。
住人が退去するときはメンテナンスが必要になりますが、普段の修理なども含めて管理会社に任せれば、自分の時間的な負担はほとんどありません。
管理会社にも善し悪しはあるのですが、そういうのを見極めたりするのも、いい人生経験になります。
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