現代社会は、不満やストレスを感じやすい社会です。
しかし、その流れに身を任せていたら、それこそ疲れはたまる一方です。
だから、考え方や日々の習慣をほんのちょっと工夫する。
それだけで、ずいぶん体も心も軽くなっていくのです。
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日常で過ごしている所を見直してみる
手っとり早く満足感を得るためには、自分の好きなことをすればいいのですが、残念ながらそういうわけにもいきません。
私たちには、仕事や家事、勉強など、やらなければならないことが山ほどあるからです。
そう考えると、「自分の仕事」を好きになることができれば一番です。
人生の中で仕事の占める割合はじつに大きいです。
自分の仕事に面白さ、楽しさを見つけることができたとしたら、それだけで幸せな人生をおくることができると言っても過言ではないでしょう。
とは言え、「仕事を好きになる」ということは、口で言うほど易しいものではないかもしれません。
毎日、会社で辛い思いをしたり、失敗ばかりしている人にとっては、どうしても仕事に対してネガティブなイメージが定着してしまうからです。
仕事に対してのプラスの面だけを考える
仕事に抱いているイメージをいったんリセットし、仕事に対するプラスの側面だけを考えてみることをおすすめします。
「自社の商品によって、お客さんに喜んでもらえる」「頑張れば頑張った分だけ、評価される」など、どんなことでも構いません。
マイナス面ではなく、プラス面だけに注目することによって、仕事に対して、それまでとはまったく違った見方や考え方ができるようになるかもしれないのです。
よく、同じ仕事をしても、グチばかり言って、疲れてしまう人もいれば、飽きることなく楽しげにこなす人もいます。
その違いは、その仕事をどうとらえるかという、ほんのわずかな差なのです。
「ここを工夫すると、効率がよくなる」「成果が目に見えるから、頑張れる」と考るえられる人ならば、疲れをため込むこともありません。
それどころか、積極的にチャレンジをするため、どんどん評価をされますし、それに比例して結果も出せるはずです。
一方、「やらされている」「こんな仕事に意味がない」などと、物事を否定的に考えがちな人ほど、疲れをどんどんため込んでしまうのです。
だから当然、成果もあがりません。
要は、物事をどう見るか、その一点で、人の疲労度,活力は変わってくるということです。
どんな物事にでも、表と裏があるように、一つの事柄でも、見る方向が違うと、印象はまったく異なります。
「満足感」というものは、じつに主観的なものです。
他人から見て、とても満足とは思えないことであっても、あなた自身が満足と思えればそれでいいわけです。
疲れる、疲れないは、自分の主観で決まるということ
上手なモノの見方ができるなら、どんな環境にいようと、楽しく元気に仕事をすることができるということです。
それは、疲れをためないだけでなく、あなたの評価、仕事、そして人間関係や人生までを大きく変える原動力にもなるということを覚えておいてください。