ヨーグルトの乳酸菌効用で強い体をつくる。
真っ先に挙げられるのが、乳酸菌の働きによる便秘の予防・解消の薬効。
乳酸菌は、さまざまな毒性物質をつくりだす悪玉菌を減少させ、本来の腸の働きを保って抜群の効果を示します。
2日以上の便秘の人は、今すぐに400ミリリットル以上のヨーグルトを摂ってみてください。
たちどころに効くはずです。
近年、乳酸菌がガンの予防・改善や免疫力の向上に、おおいに効果を発揮していることが証明されています。
乳酸菌は胃潰瘍、十二指腸潰瘍、胃ガンの遠因になるピロリ菌の繁殖を抑える働きを持っています。
腸粘膜や、胃粘膜の保護にも役立っています。
また、乳酸菌の働きによって、ガン細胞などを攻撃する免疫細胞・NK(ナチュラルキラー)細胞が活性化することもわかっています。
乳酸菌の多くは生きたままで腸に届きません。
そのため、効力を疑問視するむきもありますが、現在では生きたまま腸に届く種類もあることがわかっています。
そもそも、生きた菌であろうと死んだ菌であろうと、菌の体に含まれる成分(菌体成分)によって、腸に集まっている免疫細胞が刺激されるのです。
ヨーグルトはビタミンB群、カリウム、カルシウムなども豊富。
美容、老化抑制、生活習慣病の予防·改善にもおおいに役立ち、「きれいで強い体」をつくる食材です。
さまざまな種類のヨーグルトがありますが、「カスピ海ヨーグルト」と「ブルガリアヨーグルト」で人気を二分しています。
乳酸菌には球形をした球菌と長細い形をした桿菌がありますが、どちらも球菌が主体です。
丸い形状の点から1グラムあたりに含まれる乳酸菌の量が多くなり、乳酸菌の薬効も高まります。
また、腐りにくく雑菌が繁殖しにくいのも特徴です。
食べやすいほうを選べばよいでしょう。
40代からは、ぜひともヨーグルトを常食にして乳酸菌の補充を怠らないようにします。
無糖のものを、果物と一緒に摂るとよいでしょう。
蜂蜜、オリゴ糖を少し入れると食べやすくなります。
私は昼食に摂っていますが、便秘がちの人は毎朝の食卓にのせてほしいものです。
健全な腸内環境は、血液のめぐりを促します。
血流がよくなることで酸素や栄養素が全身の細胞に行きわたり、体の冷えを防ぎます。
温かい体は、免疫細胞を活発化させます。
免疫力を正常に保つには、食べ物で腸内環境を整えることが鍵となるのです。
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