内臓脂肪のリスクで生活習慣病の可能性のある中年男の危機!

たかが肥満では済まされない。

摂り過ぎた栄養分が脂肪となり、じわじわとあなたの体を蝕み始めている。

そんな恐ろしい内脂肪も、正体をしれば迎撃しやすい。

 

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内臓脂肪とは?

腹の内部を埋め尽くし見た目からはほとんどわからない!

脂肪というとステーキなどにつけている脂身を想像し、敵意をむき出しにする人も多いでしょう。

しかし本来脂肪とは人間にとって必要な存在、活動時のエネルギー源や体温の調節、衝撃から身を守るクッション効果など役割は多岐にわたります。

脂肪そのものは悪ではないのです。

そんな脂肪を善か悪かに転がすのは私たちの生活習慣にかかっている。

運動不足やバランスの悪い食生活が続くと栄養過多となり、一つ一つの脂肪細胞が拡大、腹回りを覆う憎き存在に変わってしまうのです。

体にたまる脂肪は大きく分けて皮下脂肪と内臓脂肪の2つに分類される。

皮下脂肪とは腹周りの手でつかめる脂肪。

一方、内臓脂肪は内臓に存在する脂肪であり、見た目にはほとんどわからない。

不摂生な生活を続けていると内臓脂肪症候群(メタボリックシンドローム)に陥る可能性が高まる。

自分はそんなに太っていないと安心している人ほど要注意なのです。

 

内臓脂肪のリスク

脳卒中・心筋梗塞・糖尿病など重大な生活習慣病を引き起こす可能性が高い!

脂肪はもしものためにエネルギーを蓄えておく貯蔵庫としての役割をこなす。

いわば、冬眠をする前の熊のような状態。

冬眠するわけでもない人間が過度な栄養摂取をすれば、体型のバランスが崩れてしまうのは当然。

しかし、脂肪は我々が思っているほど無能ではないのです。

脂肪細胞が拡大し、栄養過多だと判断した脂肪はこれ以上は太ってはいけない。

という信号を脳に発して食欲を抑制させます。

また、血糖(エネルギー)の取り込み率を増加させるインスリンに抵抗し、脂肪全体が血糖を摂取しなくなる。

実はここに大きな落とし穴があるのです。

脂肪全体が、インスリンに抵抗する指令となる物質を分泌することで、他の筋肉や肝臓も連動して血糖を取り込みにくくなり、結果、血糖値が下がりにくい状態となって糖尿病や動脈硬化、心筋梗塞、脳卒中という、死にも直結するような病気にもつながってしますのです。