「話し下手」ならこんな「聞き上手」になればいいのだ!!
話し下手で悩む人は多いのではないだろうか。
確かに、恋愛でも仕事でも、話し上手なほうが得だと思えるときがある。
しかし、話し下手な人は聞き上手である。
話し下手だ、話し下手だと、苦手なほうにばかり気持ちが向かってしまうのかもしれないが、反対に「おれは聞き上手なのだ」というほうに注目してみよう。
人間は、誰だって自分の話を人に聞いてもらいたいものだ。
相手が自分の話に一生懸命に耳を傾けてくれればうれしい。
あなたも、気のすむまで相手にしゃべらせてあげたらどうだろう。
きっと好かれるはずだ。
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聞き上手のポイントはいくつかある
まず、あいづちだ。適当なところで「うん、うん」「なるほど」「本当ですか?」などのあいづちを打つ。
これは「ちゃんとあなたの話を聞いてますよ」というアピールになる。
相手のいうことをくりかえすだけでもいい。
「なるほど、お子さんがそんなことをいつたんですか」というように相手の話に繰り返してあいづちを打つのである。
次にときどき質問をすることだ
話を聞いていて、あなたがどうもよくわからないことや、もう少し詳しく聞きたいと思うことがあれば、「それはどういうことですか?」「それはいつから始めたんですか?」などと質問してみよう。
相手は、あなたが自分の話に興味を持ってくれていることを感じて、さらに気持ちよくしゃべるだろう。
こうして話を聞いているうちに、相手の好きなことや考え方などがよく見えてくるはずだ。
そうしたら次からは、相手の好きな話題を持ちかけることができる。
こうやって人と話ができるようになれば、もう話し下手とはいえないはずだ。
あなたと話をしたいと思う人がたくさん増えてくるだろう。
たくさんの人の話を聞いているうちに、人にはいろいろな悩みがあることもわかってきて、安心するだろう。
人と話をするのが苦手という意識も薄れてきて、自信がつくだろう。
自信がつけば、今度は自分の話もできるようになる。
自分の話をあなたに一生懸命に聞いてもらった人は、きっとあなたの話も快く聞いてくれるだろう。
話し下手で悩む人は、まず「話す」ことより「聞く」ことに集中しよう。
それがいちばんの話し上手への近道である。