セックス・・・勃たない・できない、したくない!

 

性機能障害の原因は実に多岐にわたっている。

たとえば、初めての性体験が引き金になっていることがあるし、ある出来事を契機に表れることもある。

特定の刺激,状況、あるいは特定のパートナーのときに障害が起きる場合があれば、すべての性行為において起きる場合もある。

そして、心理的要因によることもあれば、身体的要因によることもある。

たとえば、男性の代表的な障害・勃起障害。

これならバイアグラを使えば大丈夫と思っている人がいるかもしれない。

だが、事は簡単には運ぱないのだ。

なぜなら、バイアグラは勃起を誘発させるのではなく、勃起を持続させるものだからだ。

つまり性的な刺激を受けて、勃起することで初めてバイアグラは活躍するのである。

 

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悩みを解消しパートナーとの愛を深めていこう

多くの性機能障害は、男性も女性も心理的あるいは身体的な要因により、性的刺激による興奮が遮断されやすくなっているのだ。

つまり、人それぞれ多岐にわたる原因を取り除いてやらなくては、根本的な治療にはならないということ。

ここでは、性機能障害を紹介し、それを回避、あるいは軽減する方法を探っていく。

なかには非常に困難な疾患もあるが、その場合は医師に相談するのもひとつの方法だ。

しかし、ココロの方向をちょっとだけ変えてやったり、トレーニングをすれば障害を軽減できることも多い。

性機能障害はセックスレスに直結して、それがパートナーとの関係を悪化させる場合もある。

悩みを解消しパートナーとの愛を深めていこう。

 

勃起障害は、その原因が心理的要因と身体的要因に分かれる

心理的要因から、男性なら一度や二度は、勃起せずに動揺した経験はあるだろう。

そんなときに「あれ、どうしたんだろう?」と、笑って済ませられるタイプは勃起障害になりにくい。

逆に失敗を引きずってしまうと、不安が募り、失敗を繰り返して条件反射的に勃たなくなってしまう。難しいことだが、ひとつココロの持ちようが重要なのである。

また、パートナーの影響も大きい。

失敗したときに、なんでもないことのように振る舞ってくれれば、それほどのダメージを受けないかもしれ ない。

ところが、大袈裟にガッカリしたり、責められたりすると、大きな傷が残りやすい。

また、反対に慰めるというのも男性のプライドがいたく傷つく。

これは、女性にはぜひ知っておいてもらいたいことである。

 

身体的要因では、まずパニック障害が考えられる

セックスをすると、心拍数が増大し、息切れなども起こる。

それがパニック障害の症状に酷似するため、恐怖から勃起できなくなる。

また、軽いうつ状態になるとストレスや不安が起き、身体機能も低下しやすく、勃起反射を阻害してしまう。

これらは、医師に相談し疾患を軽減していくことが大事だ。

さらに、高血圧。

ある種の降圧剤は副作用として勃起不全になる場合があるのだ。

この場合は、副作用のない薬に替えることで、問題は解決する。

それから飲酒や喫煙も、大きな影響を与える。

そして、これだけは、自重する以外に方法はないのだ。