仮性包茎で手術をするのは、ちょっと待った方が良い話です。
仮性包茎だから見栄えが悪い、男らしくない、カッコ悪い、恥ずかしい、などの理由があると思います。
手術をすれば、その悩みがなくなるのではないか!
と思っている男性は少なくはないと思います。
関連記事:男性における『仮性包関連記茎』は普通なの?治す(剥く)必要あるの?
包茎の見栄えの悩みは、実はクリニックなどの営業で発したものが世に広まり、男性雑誌やAVなどで広まり男性には定着してしまった言葉の纏わったものです。
本来、医学的には、仮性包茎はセックスもできるし、掃除をしっかりしていれば問題もありません。
それでも、仮性包茎から常に皮が剥けた状態に保っていたいから手術をしたい!と思っている方にはちょっと考えて欲しいことです。
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包茎手術の後に起こる勃起・射精障害
射精障害の原因ので、意外と多いのが包茎手術によるものです。
クリニックで手術した後に、ちんちんの皮の下に血の塊をつくって真っ黒ちんちんになってしまった人や、皮を切りすぎたために勃起時に痛みを訴える人がいます。
包茎手術で包皮を削除したことが原因で感じにくくなった人が、最終的に射精障害になってしまうこともあるのです。
たくさんの人が病院に訪れているようですが、本当に手術が必要な包茎の人は、そんなに多くいないとのことです。
「勃起しても亀頭部が出てこない「真性包茎」と、勃起すると亀頭部の根元が閉まってしまい、そのままにしているとむくんでしまう「カントン包茎」のふたつは、手術を必要とします。
ですが、非勃起時に皮かむりの状態で、勃起時には亀頭が露出するいわゆる「仮性包茎」は、一般的には手術の必要ありません。
手術も受けることに慎重に考えてもらいたいのです。
マスコミやネットの情報などに踊らされて「仮性はカッコ悪い」と思い込んでいる若者が多いですが、周りにいる人たちは、あなたのペニスを気にしていません。
温泉などで、他人のペニスをじろじろ見たりしないと思いませんか?
女性に対して「恥ずかしい」と思っているなら、それは大きな間違いだと私は思います。
セックスは、ペニスの形や大きさや皮のかぶり具合で決まるのではありません。
相手をいたわる気持ちが一番大切なのです。
こちらの記事を参照:女性がセックスで一番求めている事は?分かっていない男がダメにする
射精障害・勃起障害を引き起こす要因
包茎手術後
意外と多いのが、包茎手術による射精障害です。
ホルモンの低下
加齢で男性ホルモンが低下すると、勃起や射精がしにくくなっていきます。
非常に稀ですが、脳下垂体の異常によって、男性ホルモンが低下してしまう場合があり、射精障害・勃起障害になってしまうこともあります。
「男はたっていなくても亀頭が出ていないとダメなんだ!」と思っている人も多いですが、仮性包茎で普通にセックスができる人は包茎手術はさけたほうがよいでしょう。