最近、女性に興味を示さなくなってませんか?
性欲ももちろん生活をしていく中で、仕事や遊びなども興味が失せてなにもやる気が起こらなくなってきているのではないでしょうか?
この症状は、更年期障害になりつつあるかもしれません。
更年期障害というと女性の更年期が注目されますが、実は男性も更年期障害があるのです。
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男性にもある更年期障害における『LOH症候群』について
男性の更年期障害の直接的な原因は、加齢にともなって、男性ホルモンの「テストステロン」が減少することから起こります。
男性ホルモンは別にアンドロゲンとよばれ、精巣(睾丸)から分泌されるテストステロンが主なものです。
力強い筋肉やヒゲや性欲などは男性ホルモンに起因します。
最近では男性更年期障害による症状だけではなく、加齢に伴う男性ホルモンの低下により生じるさまざまな身体状況の悪化を指す言葉として、加齢男性性腺機能低下症候群(late-onset hypogonadism:LOH(ロウ)症候群)との呼称が提唱されています。
LOH症候群が最近注目されてきたのは、テストステロンが減ることで生きがいが減ったり、仕事がうまくいかず、また社会に適応できなくなってしまうという、男性の人生に大きな問題となること
男性にもある更年期障害における『LOH症候群』はどんな症状が出るのか?
全身倦怠感、睡眠障害、勃起不全、抑うつなど様々な症状になります。
① 「性機能関連症状」。これは性欲の低下やED(勃起障害)である。
②「精神・心理症状」で、抑うつ感や落胆、不安、疲労感、記憶力や集中力の低下など。
③「身体症状」だ。女性と同じく発汗やほてり、睡眠障害、関節・筋肉関連の症状などが出てくる。
テストステロンが低いと、脳血管障害、心筋梗塞、がんなどのリスクが高まり、明らかに死亡リスクが高くなる場合もあります。
男性にもある更年期障害における『LOH症候群』は、どのような治療法があるのでしょうか?
ズバリ、テストステロンを増やすことです!
男性ホルモンを増やす為にホルモンそのものの投与はもちろん、生活習慣の改善も重要になってきます。
・ホルモン投与
更年期障害の治療は、症状と血中の男性ホルモンなどを検査して、主に抗うつ薬治療と性ホルモン治療を併用します。
女性の更年期障害は多くの場合、回復するが、男性の場合、待っていても回復しない。
重症の場合、医師と相談した上で、男性ホルモンを注射で補充する治療が必要となります。
・運動
テストステロンの量を減らす睡眠不足や大量飲酒は避ける。
筋肉量が増えるとテストステロンも増えるので、軽い筋肉トレーニングをするのもいいでしょう。
・ストレス軽減
カウンセリングによるメンタル面のリハビリテーションなども行います。
予防法として確立されたものはありませんが、ストレスを貯めないようにすることです。
・姿勢を正す
普段から正しい姿勢を心がけ、身体の中心部にある、大腰筋や脊柱起立筋などを鍛えましょう。
このような筋肉を鍛えれば、姿勢がよくなりますし、エネルギー代謝や血液の流れもよくなり、健康な身体を作ることができ、それが、更年期障害の予防にもつながってきます。
・食生活
腹八分にせず食べ過ぎて肥満になると、男性ホルモン(テストステロン)の働きが低下します。