欠点を長所に見直し続ける。
自分の欠点にコンプレックスを感じ、落ち込んだり悩んだりするのは、比較的若い人に多いです。
年を重ねるに従って、自分の欠点は、あまり気にならなくなるものです。
年を重ねると、「欠点も、私の個性の一つだ。ならば毛嫌いせず、受け入れていこう」と考える知恵が、自然と身についてくるからでしょう。
「欠点があるから、不幸になるわけではない。欠点があっても、幸福に生きていく方法はたくさんある」と納得できるようになるからでもあります。
ただし、50代になっても、自分の欠点についてついつい悩んでしまう人もいます。
そういう人は、「欠点は、裏返すと長所でもある」という事実に気づくことが大事になってきます。
たとえば、「決断力がない」という欠点には、「慎重に決断し、失敗が少ない」というプラス面があります。
あるいは、「頑固」という欠点は、「意志が強く、他人のおもわくに左右されない」という長所でもあります。
自分の欠点を嫌ったり、反発したりするのではなく、大らかで、ゆとりのある考え方をすれば、楽に生きていけます
そのためには、自分の欠点を違った角度から見直し、プラス面を発見する心がけが必要になります。