普段から食事をする際、食べ合わせや食べ方を気にすることってありません。

特に若い人には、食べたいものを食べているのがほとんどではないでしょうか。

私も正直あまり考えなかったし、それを考えるのが面倒でもあります。

昔の人は、食べ合わせのことをよく知っているものです。

科学の進歩がないときから、食べ合わせを的確にわかっているのがすごいと思います。

でも、食べ合わせって以外に大事ということです。

 

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食べ合わせによってやせることができ良いバランスを生み出してくれます。

どんどん食べてやせるとか、デンプンをへらすとやせるとか、いろいろ言われていますが、いのちに対する感謝のない生活を続けているのなら、一時的にやせたとしてもまた元にもどってしまうでしょう。以下のような食生活を心がけてください。

第1に、主食の栄養バランスを考えて、白くしない (未精白)米や粉にすること。

これでミネラルやビタミン類を効率良くとることになり、デンプンの消化吸収も助けるので太らなくなります。

また、玄米菜食に、ゴマを炒ってよくすりつぶし、うすい塩味にしたゴマのふりかけをたっぷりかけて食べると、今までとは疲れかたが違うことに気づきます。

体が軽くなり、重さ、だるさはなくなります。

主食はその名のごとく主に食べることです。

第二に、副食は積極的に大豆製品を用いること。

魚は全部食べられる小型のものが良いでしょう。

小魚などを空炒りして、良質のはちみつとしょうゆをまぜてからめるごまめ式の食べかたをすると、おいしくポリポリ食べられます。

空炒りだけでもおいしい。

少し大きい魚なら、骨をから揚げにすると、骨せんべいになってポリポリ食べられます。

魚の骨の真中のズイは、脳の働きを強化するので、カルシウムとともにとくに大切なものなのです。

緑や赤や黄色の、芯まで色の濃い野菜と海草類を中心にした、季節の野菜をしっかりとりいれること。

その調和を続けることも大切です。

第三に、おかずと主食はほぼ見合う量とすること。

 

ご飯一口におかず一口という具合で、おかずが多すぎない。

ご飯を食べないで副食をたくさん食べる人に肥満が多いのは、胚芽のついた穀類は細胞に弾力と活力を与えるため体がしまるのに対して、副食が多くなると水分やカリウムなどが多くなって、細胞がふくれてふやけやすいからです。

それに酒や砂糖を使った甘いものが多くなると、いっそうふやけてしまうのです。

一般的にサツマイモを食べると太るといいますが、これも食べかたです。

 

イモ類はカリウムが多いので太る?

カリウムが多いとナトリウムを追い出します。

すると細胞はゆるんで働きがにぶる。

食べてむせやすいのはそのためです。

それで、たくあん漬とか白菜漬、ぬかみそ漬などの漬物を一緒に食べるとむせないし、食べたあと味も良くなります。

ゴマのふりかけをまぶしたらなお良いでしょう

カリウムはナトリウムを追い出して塩分を少なくするので、細胞はしまらないでふやけ、プーとふくれるから太るといます。

逆に、肉食者などはナトリウムが多くなるので、細胞は縮んで硬化して働けません。

ですから、そんな人は、モ類,瓜類、くだものなどカリウムの多いもので中和すると硬化がとれます。

ナトリウムはミネラルの1種であるクロールと結びつき、塩分となるので、肉食者は塩分をへらすことです。

逆に、生野菜やイモ類、くだもの、甘いものを多く食べる人は塩分がぬけてふやけているのでだるく、動きがにぶくなります。

 

体質を考えてバランス良く生活することを心がける。

主食の質を良くし、間食をやめ、よく噛んで副食をへらすことと、塩分のバランスが大事です。

これがやせる療法となり、肥満予防で足もとからの健康管理となります。

砂糖やそれを使った製品(菓子類や飲みもの)なども、血液を酸性にするだけでなく、細胞がふやけて働きがにぶくなるので、間食も量と中身を考えて、さけるようにしましょう。

 

まとめ

こうした食生活を心がけると、生活の中から新しい体験が生まれ、新しい発見とともにものの見かた、考えかたがかわってきて新しい発想が生まれ、知恵が育ち、次第に生活習慣やサイクルがかわってきます。

食事だけをかえたつもりが、生活のリズムもかわる。

これが大切なところです。