食べてはいけない~中年からの昼食メニュー

中高年からのダイエットを成功させるには、家族や周囲の協力が不可欠です。

奥さんがカロリーブックを常備し、栄養バランスのしっかりとれた低カロリーメニューを用意してくれるとなれば心強い味方です。

しかし、朝夕は家で食べる人も、昼だけは外食というケースが多いでしょう。

もちろん愛妻弁当なら理想ですが、そんな幸せ者はさておき、ダイエット中に注意しなければならない昼食時の外食メニューについて紹介しましょう。

 

まず、絶対に選んではいけない昼食について

 

とくに、きびしいカロリー制限が必要な人は、とにかく自分の健康と病気予防のためと考えて、次にあげるランチメニューは選択肢から外してしまいましょう。

「トンカツ、ミックスフライ、カツ井、天ぷら定食、天ぷらそば、こってりラーメン、五目あんかけ焼きそば、チャーハン、酢豚定食、幕の内弁当、ハンバーグ定食、カレーライス、オムライス、デニッシュ、ドーナッツ」などなど。

 

つまり、ダイエットが必要になるような人たちが好物のものほど、高カロリーでほとんどダメ。

これらは、カロリー量など覚えておくより、最初から自分の昼食メニューには存在しないと割り切ってしまうほうが得策です。

ここにあげたメニュー(とその同系統のメニュー)をすべて除いても、世の中には美味しいものはまだたくさんあるはずです。

それでなくても、40歳をすぎたら、食事でお腹をいっぱいにすることを重視するのではなく、少量でも本当に美味しいものを味わうようにしたいものです。

昼食も和食中心に、近所で刺し身や魚のうまい店を新たに探して歩くのも楽しいもの。

美味しくてヘルシーな店に部下の若い女性たちを連れていってあげれば、きっと喜ばれますよ。

 

ダイエットメニューとしての和食の効果は高く、海外の栄養学者も注目しているほどです。

ただし、和食でも油で揚げたものや妙め物は避けるのが基本。

魚介類のメニューはカルシウムや鉄分などもとれ、野菜類でビタミンを加えれば非常にバランスのいい食事になります。

とくに昨晩のメニューが肉類主体だったときは迷わず魚。

 

魚類も決して油脂類が少ないわけではありませんが、同じ脂でも肉と魚では体内に入ってからの役割が違うので、両方をバランスよくとる必要があります。

昼食のメニューを決めるときは、前日の夕食やその日の朝食も頭に入れ、上手にバランスをとるようにしたいのもです。