ユーモアは相手を和ませ豊かに人間関係をより深める

 

レベルを問わず、ダジャレにはなかなかの効用がある、と思っている。

相手の言葉を瞬時にダジャレにするには、けっこう頭を使う。

脳の刺激剤としても気分転換のきっかけとしても、これほどお手軽なものはない。

恥ずかしがることはない。

40代を過ぎた世間からギャグは寒いと見られていても、どんどんダジャレでもおやじギャグでも、飛ばしたらいいではないか。

 

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ギャグの使いどころを見極めよう

仕事の中でも、ユーモアとユニークさを忘れない精神が大切だ。

みんながしゃかりきになっているオフィスで、ふと誰かが口にしたユーモアが雰囲気をなごませ、疲れた頭と体にフレッシュな風を吹き込むことがあるものだ。

しかし、これも使いどころを誤ると、逆効果になる。

とりわけ、特定の人物をネタにした場合など、皮肉に受け取られ、爆笑のはずが気まずいムードということになったりする。

ユーモアが諸刃の剣といわれるゆえんである。

 

ユーモアやギャグは場の雰囲気を読む眼力とセンスが必要

ポイントは、場の雰囲気を読む眼力とセンスなのだが、これがなかなか難しい。

ユーモアのつもりの発言が顰蹙(ひんしゅく)を買い、退陣を余儀なくされた政治家が何人もい

るではないか。

この点では外国人に一日の長がある。

だから、欧米の政治家や俳優、スポーツ選手などのスピーチを研究するのも手だ。

いずれにしても、ユーモアは人間関係のスパイスと言える。

疲れる冗談を言わないためには、腕を磨く必要があるだろう。

 

取引先とのコミュニケーションでも、時にはユーモアな関係も必要だ。

取引先だけの関係だけでなく、人間関係の絆が生まれることもある。

担当が代わった時、ユーモアな関係が築けないことになると面白味がなく、付き合いが断念することもなくはない。

人間関係の絆が生まれると、何かあった時、チャンスをくれることもあるからだ。