早期退職することになったら稼げる場所より強みを生かせる場所を選ぶ

最近は、会社を退職する時期が早まっているようです。

50代で現役から引退してしまう人も少なくありません。

定年退職する前に会社から早期退職を促され、50代で会社を辞める人もいます。

平均寿命が80代の今、50代はまだまだ元気に働ける年代です。

それなのに働く場所がなくなるというのは、とてもつらいことだと思います。

 

しかし、それまで勤めていた会社では働けなくなっても、退職した人を必要としている仕事が、世の中にはたくさんあるのではないでしょうか。

長年、商社で働いていたある男性は、50代で早期退職することになりました。

しかし、持っている人脈や営業力を見込まれて、中小企業に再雇用され、そこで元気に働いています。

また、ある人は経理畑で長年働いてきましたが、やはり50代で退職することになりました。

その後は、企業会計の知識を生かしてコンサルタントとして独立しました。

今ではたくさんの会社から相談を受ける立場になっています。

 

50代の人には、それまで培ってきた知識や経験があります。

そして、世の中には、その知識や経験を必要としているところがたくさんあるのです。

そんな「自分を必要としてくれるところ」を探し出すことも、50代から幸せに生きるコツになります。