そもそも酵素とはいったい何なのか
病気になる原因は、この物質が握っていた酵素は、動物、植物、昆虫、微生物にいたるまで、生きとし生けるものすべてに存在しています。
すべての生命現象は、酵素の働きによって支えられているからです。
酵素とは生命力そのものであり、私たちが健康で元気に過ごせるかどうかも酵素しだいということです。
体内の酵素を増やせば薬は必要ありません。
そもそも体の中で酵素がしっかりと働いていれば、病気になることもありません。
地球上に数百万種以上と言われる生物のなかで、薬を飲んでいるのは人間(と、人間に飼われている動物)だけです。
野生動物にも感染症などの病気はありますが、死因の大半は、怪我か、天敵に食べられるか、老衰によるものです。
もちろん、生活習慣病なんて存在しません。
現代人が数万種類にもおよぶ病気にかかるのに対して、野生動物がほとんど病気にならないのはどうしてなのでしょうか。
それは、彼らが摂っている食物がすべて、酵素がふんだんに含まれた生のものだからです。
酵素は熱を加えるとその働きが失われてしまうので、加熱した食品ばかりを食べていると、食物に含まれている食物酵素を体内に摂り入れることができません。
人間は食物を加熱して食べることを覚えた生き物です。
ましてや、現代に暮らす私たちのまわりには、加工食品、インスタント食品、ジャンクフードなどがあふれ、食物から摂り入れる酵素の量は減っていくばかりです。
健康で長生きするカギは酵素が握っています。
生食や発酵食品の割合を増やし、酵素を食物から積極的に摂ることが病気を防ぐ一番の近道です。