「落ち込まないようにするより「早く切り替える」ことが大切!

考え方を変えていくのは大切なこと。

落ち込みやすい性格の原因を、「おれはこうだからすぐトラブルのだ」「私ってこうだからすぐ落ち込んでしまうのよね」と分析するのもりっぱなことです。

 

 

しかし世の中、分析できたからといって「はい、そうですか」と立ち直るかというと、そうでもないのです。

いくら頭で考えても、考えただけでは解決しないこともたくさんあります。

 

しかし、私たちはそれでも毎日を生きていくわけだから、落ち込んだときには気分転換をする方法が必要です。

落ち込むことはやめられない。

それなら、落ち込むときは落ち込んで、そのかわり早く立ち直る方法をたくさん覚えようではないでしょうか。

落ち込んだときの気分転換が上手な人ほど、生き方の上手い人だと言えます。

落ち込まなくなることを目標にするより、落ち込んだときに早く気分を切り替えることを目指そう。

 

例えば、ある男性は、料理をするのが気分転換になるそうです。

上手くできれば、「おれもなかなかたいしたものだ」と満足感も味わえるようです。

仕事に関係ないことなので、仕事で無力感を感じたときには、料理が最高のストレス解消になるそうです。

 

ある女性は、欠けてしまったお皿や、使わなくなったコップなどをためておき、腹が立ったとき、落ち込んだときに、思いっきり割るという(場所を見極めてですが)。

また、ある女性は、どうしても腹の虫がおさまらない相手がいるとき、宗教書を読み、「あんないやなやつなのだから、いつかは報いがくるに違いない」とほくそ笑むそうです(人前ですると誤解をされますが)。

いろいろな方法があるものです。

 

みなさんも、周囲の人に、「どんなふうに気分転換しているか」を聞いてみるといいでしょう。

たぶん、それぞれにおもしろい答えが返ってきて「おまえもやっていたのか」と共感することもあるでしょう。

趣味やスポーツに没頭する、会社以外の人と会い楽しい時間を過ごすなど見つけるといいでしょう。

気分転換の方法を、あなたの気持ちにぴったりくるもの、を実践してみてはいかがでしょうか。