3種のダイエット法で痩せる痩せやすい体質つくり!!

3種のダイエット法は性質が異なり、自分に合う方法を考える。

時間に余裕がない、ディスクワークが多く、運動する機会がない、早くやせたい、筋力が衰えているなど生活習慣やによっても方法が異なってきます。

どのダイエット法が良いか選んでみましょう。

 

Contents

① 低燃費ボディの人には『筋トレ』

筋肉量が減少し、基礎代謝が落ちている人は筋トレがイチオシ!

筋肉が増えていくと、エネルギー消費の多い太らない体になれる。

基礎代謝を上げて消費カロリーを高める

人間の消費エネルギーは、大きく分けると、生きていく上で無意識に消費される『基礎代謝』と、運動によって消費される『活動代謝』に分類される。

活動代謝をあげるには運動量を増やせばよいが、基礎代謝を上げるにはどうすればよいのだろうか。

基礎代謝を構成する内臓や骨、肌などのうち、自分で量を増やせるのは筋肉だけです。

ダイエットにはさまざまな方法がありますが、基礎代謝によるエネルギー消費を上げる方法は、筋肉量を増やすしかありません。

筋肉が1kg増えると、1日の消費カロリーは約50キロカロリー上がります。

数値が小さいと感じるかもしれませんが、年間にすると18250キロカロリーです。

これを脂肪に換算すると約2kg自然にやせる計算になります。

筋肉量が多いほど、エネルギーを消費しやすい燃費の悪い体になるのです。

しかし、筋肉を1kg増やすには、2~3ヵ月はかかるという。

筋肉は、トレーニングの刺激によるホルモンの分泌と筋損傷を繰り返すことで増えていきます。

1週間では筋肉量が急激に増えるということはありませんが、筋トレという運動自体にカロリーを消費する効果があります。

筋トレ後、2時間は基礎代謝が上がり、その時間内は糖質よりも脂肪を燃焼します。

トレーニングで燃焼しながら、さらに日常的な消費率を高める基礎代謝アップが図れるため、太りにくい体を目指すなら筋トレが最適です。

 

② 脂肪貯蓄のボディの人には『有酸素運動』

30分以上の運動で脂肪を直接燃やす

有酸素運動は、軽めの運動で負荷を30分以上かけ続けることにより、脂肪を直接エネルギーとして燃焼するダイエット法だ。

有酸素運動を行うと、脂肪を分解する(アドレナリン)が出ます。

それにより脂肪は、グリセロールと遊離脂肪酸に分解され、血液を介し各細胞のミトコンドリアい運搬され燃焼されます。

有酸素運動の場合は、この遊離脂肪酸を直接エネルギー源として燃焼するのです。

負荷(運動強度)が強すぎると、脂肪よりも糖のエネルギー割合が多くなるので、運動の加減がポイントになります。

例えばランニングですが、スピードが速いほど脂肪を多く燃焼するわけではありません。

 

③ ものぐさ悪癖ボディの人には『カロリー制限』

即効性が最も高いカロリー収支の管理

運動が苦手な人や、時間を作れない人は、食事を制限して摂取カロリーを抑える必要がある。

一般的な成人男性の1日の基礎代謝は1500キロカロリーほどでプラス活動代謝で約400キロカロリーが消費されます。

ゆえに1日の摂取カロリーは1900キロカロリーくらいが標準です。

それよりも摂取量が多くなると、余分な栄養は脂肪として体内に蓄えられます。

30代は、筋肉量の減少と共に基礎代謝も少しずつ低下していくので、それに合わせて、食事の量もコントロールする必要があるのです。

20代では摂取カロリーと基礎代謝の差が618キロカロリーで、30代になると655キロカロリーと約40キロカロリー増えている。

これは年間にすると約14600キロカロリーとなり、単純計算で年間1.5kgの脂肪が増えることになる。

基礎代謝のほかにも、年齢と共に運動する機会も減りますから、実際はもっと体重が増えると思います。

また、不規則な食生活で血糖値の上下運動が激しくなると、エネルギー供給を指令するインスリンの分泌が極端になります。

特にインスリンの低下は、強い空腹感を招くので、大量に食事をとってしまうことも多いのです。

カロリー制限は、3種のダイエット法がもっとも即効性が高いのです。

手軽で効果もいちばん出やすいダイエット法ですが、栄養を制限しているので、健康面にも十分注意していきましょう。