結婚してもいい人はどこにいる?

20代ではまったくその気にならず、30代では「そろそろかな」と思いながらも仕事が面白かったり出会いのタイミングがなかったりで、独身のまま40代に突入してしまったという人はけっして少なくない。

ただし、「40代になったら結婚は無理だ」などと言うつもりはさらさらない。

40代で素敵なパートナーを見つけて幸せな家庭を築く人はたくさんいる。

では、どうやったら生涯の伴侶を見つけられるのだろうか。

 

いちばん早い方法は、自分から出会いを求め、出会いの場へ出向くことである。

40代で独身となると、周囲の人は、「彼女は結婚する気持ちがないのでは」「交際している男性がいるのかもしれない」などと思いがちだ。

しかし、プライバシーにかかわる問題なので、あれこれ聞くの控えることが多いだろう。

だからこそ、「結婚したい」という意思を家族や知人、友人に伝え、いろいろな機会をつくってもらうほうがいい。

 

また、いわゆる見合いの幹旋をしてくれる会社やインターネット上の婚活サイトへ登録するのもいいだろう。

もちろん、運営の実態がよくわからないところへの登録は十分に注意が必要だが、こうした婚活の場では、あらかじめお互いの年齢や条件の合う人が集められるし、「結婚したい」という明確な意思を持つ人の集まりなので、結婚へ結びつく確率が高いはずだ。

 

ただし、「身長は180センチ以上。年収は最低700万、結婚したら専業主婦として養ってくれる人」などの条件をつけると、最初にはじかれてしまう。

自分を安売りする必要はないが、「自分のために何をしてくれるか」を前面に出すのではなく、「自分が相手のために何をしてあげられるのか」を前に出したほうが印象はよくなる。

 

逆の立場になって考えればわかるが、男性の側から「色が白くて、スタイルがよく家事全般が得意で、夫を立ててくれる女性」といった条件を出されたら、「何様のつもりだ!」と思うだろう。

それは年齢にかかわらず、お互いきまなのだ。

 

出会いを求めるのなら、まず謙虚な気持ちを持たなくてはいけない。

また、出会いのなかでは、行きつけの店の常連同士が結婚に至るケースもあるという。

たとえば、店の忘年会で盛り上がってすっかり意気投合したという人もいるのだ。

さらに、旅先で知り合った人とメールやラインを交換するようになり、そこから交際に発展していったという人もいる。

こういった場所での出会いなら、ごく普通の恋愛感情を楽しめる。

 

これらに共通して言えるのが、「出会いに積極的であれ」ということだ。

20代のころなら自分から出向いて行かなくても、どんどん相手が現れただろう。

30代でもまだチャンスは多かったはずだ。

しかし40代になったら、「ふとしたきっかけで」「偶然に」「奇跡みたいな」といった出会いに夢を託してはいけない。

そんな魔法みたいなことは、そうそう転がってはいない。

マクドナルドの創始者レイクロクは「汗をかけばかくほど、ますます幸運になるものだ」と語っているがこれは仕事に関してだけではないだろう。

女性なら王子様が白馬に乗って現れてくれないなら、馬にまたがってこちらから探しに行く。

それが40代女性のやるべきことで男性にも言える事なのだ。