結果よりも過程を楽しむ。

ある女性は、50歳を過ぎてから、趣味で小説を書き始めました。

そして、いろいろな新人賞に応募しています。

しかし、これまでに受賞した経験はないそうです。

ですが、彼女は、「それでもいい」と考えています。

小説を書くこと自体が楽しいので、新人賞に落選したとしても、それほど気にならないと言うのです。

もちろん受賞できれば、それに越したことはないのでしょう。

 

しかし、彼女のように「過程を楽しむ」という意識があれば、落選してもひどく落ち込んだり、自信を失ったりということはないと思います。

むしろ、小説を書く励みにできるでしょう。

このように、50代からは、何事にも、楽しむ意識を持つことが肝心になってきます。

 

60代、70代で仕事を続けている「生涯現役」の人を見てもそうです。

無理をしてあくせく働くのではなく、「仕事を楽しむ」という意識を持って悠々と働いているように思えます。

そのような働き方は、50代からの働き方や生き方のコツでもあるのではないでしょうか。

猛烈な働き方をしてダウンしては、元も子もありません。

精神的にも、肉体的にも、そして時間的にも、ゆとりを持って生きていくことが、50代からは大切になるのです。