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大根における食材には太らない体づくりに欠かせない栄養成分が豊富なのです!
体を塩害から守るためにも、毎日、野菜をたくさん摂るよう心がけます。
野菜にはカリウムが豊富です。
カリウムは、人間の体に必要なミネラルのひとつです。
その効果は、心臓のリズム調整、エネルギー代謝、細胞膜の輸送、血液中の酸・アルカリのバランスをとるなど重要な働きがあり、生命維持に必要不可欠の物質として大切な要素でもあります。
このカリウムとナトリウムが体内でバランスが取れていれば代謝は正常となり、脳や心臓をはじめとした体の機能は健全に働きます。
なかでも、群を抜いてカリウムの含有量が多いのが、切り干し大根。
生の大根の14倍もカリウムがあります。
天日干しすることで、生の大根にはあまりない栄養素が凝縮されるようになるのです。
生に比べて骨や歯を丈夫にするカルシウム、貧血予防の作用がある鉄分、代謝を促進するビタミンB1, B2の含有量がけた違いに多く、食物繊維も豊富です。
大根には消化酵素が豊富で代謝を上げる
消化作用がある酵素としてよく知られているのが、ジアスターゼ。
でんぷんの分解酵素アミラーゼとも一言われる食物酵素で、食物から摂る消化酵素です。
食物酵素は生の食材、発酵食品に含まれます。
食物繊維の相乗効果と代謝の活発化で、肥満の予防·解消におおいに役立ちます。
また、大根には糖化を進めるAGEsや、発ガン性のある焼き魚のコゲを解毒するオキシターゼという酵素も豊富に含まれています。
なぜ大根おろしが食卓に使われているのか?
近年の研究で、大根に脂肪やたんぱく質を分解する酵素も含まれていることが明らかになっています。
天ぷらに大根おろしが有効なのは、この理由によります。
辛み成分のイソチオシアネートには、殺菌作用のほか、強力な抗酸化物質として血栓防止やガン予防に有効に働きます。
イソチオシアネートは細胞が壊れる際に生成されるので、刺身のつまのように細く刻んだりおろすと効率よく摂取できます。
葉には、抗酸化栄養素のビタミンEが含まれています。
このように、天つゆや焼き魚のおろし、刺身のつまには科学的な根拠があるのです。
大根は毎日、摂りたい食材のひとつです。
大根の栄養成分と効能
大根おろしで脂肪を分解!
葉には抗酸化栄養素が含まれる。
【主な栄養分】
ジアスターゼ
ビタミンC、E
カリウム
カルシウム
食物繊維
【大根の効能】
●消化作用
●代謝作用
●解毒作用
●殺菌作用
●抗酸化作用